株式会社Y's upの建設業ブログ

施工管理と現場監督の違い

施工管理と現場監督の違い

施工管理と現場監督の違い

冒頭でも述べた通り、施工管理と現場監督に大きな違いはありません。

ただ、現場監督が作業員への指示や資材の発注など、現場での仕事が多い一方で、施工管理は現場以外にも「事務作業」「クライアントとのやり取り」などの作業もおこないます。

つまり、施工管理と現場監督の違いを強いて挙げるとするならば「業務内容」「業務の幅」にあると言えるでしょう。

逆に共通するポイントとしては「現場のスケジュール管理をおこなう」「現場の職人や作業員に指示を出す」などがあります。

施工管理も現場監督も未経験OK

施工管理と現場監督は、未経験でも十分に目指せます。実際、未経験者でも積極的に受け入れてくれる会社は多いです。

しかし、施工管理と現場監督は、現場全体を指揮したり、豊富な知識を持つ職人とコミュニケーションをとったりする必要があるため、十分な専門知識とスキルを要します。そのため、未経験からのチャレンジは正直なところ難易度は高いです。

とはいえ、施工管理で必要なスキルや知識は、現場で経験を積めば誰でも習得が可能なため、難しく考える必要はありません。

「施工管理を目指したい」「現場監督になりたい」という人は、まず仕事内容について理解することから始めるとよいです。

施工管理(現場監督)の仕事内容

施工管理(現場監督)の仕事内容

施工管理(現場監督)の仕事内容は下記の通りです。

  1. スケジュール作成
  2. 現場の調整
  3. 予算の管理
  4. 現場の雰囲気づくり
  5. 安全管理
  6. 事務管理

それぞれの仕事内容について分かりやすく解説します。

1.スケジュール作成

スケジュールの作成は、建設現場で最も重要視されている仕事となっています。スケジュール通りに工事を進め、工期内に現場を完成させることは「顧客の信頼アップ」「コストの削減」などにつながるためです。

そのため、施工管理は、効率的かつ無理のない工期スケジュールを作成しなければなりません。

具体的には「週間工程」「月間工程」「全体工程」という段階ごとのスケジュールを組んだうえで定期的に打ち合わせなどをおこない、工期までに現場を完成させます。

2.現場の調整

施工管理と現場監督は、現場を完成させるために必要な機材・材料、人員などの調整もおこないます。

建設現場では、悪天候や作業ロスなどによるトラブルが付きものですから、施工管理は常に、人員や機材を調整します。

加えて、安全な作業に必要な機材や人員を確保することも大切な仕事の一つです。H3 3.予算の管理

決められた予算の中に収まるように工事の進行を管理するのも施工管理の仕事です。

たとえば、作業の進捗が遅れている場合「人件費」「機材のレンタル費」などの経費が追加で必要になります。そういった追加の経費が予算内に収まるかどうかを判断したり、調節したりするのが主な仕事です。

また、現場でかかる費用とは別に、会社運営にかかる「減価償却費」「維持費」などは一般管理と呼ばれ、会社によっては施工管理が管理をおこないます。

4.現場の雰囲気づくり

現場では、職種の異なる大勢の人が関わり合いながら仕事を進めています。一人ひとりが異なる価値観を持ち、任命された仕事を遂行しているのは建設現場ならではの特徴でしょう。

そんな多様な考えをもった人が大勢いる現場で、円滑に工事を進めるために必要なのが「雰囲気づくり」です。

普段からさまざまな人とコミュニケーションをとり、信頼関係を深めることで工事がスムーズに進みやすくなります。命の危険と隣り合わせでもある現場では、必要不可欠な仕事の一つと言えるでしょう。

5.安全管理

現場には人より大きい重機や高所など、命に関わるような危険が数多く潜んでいます。現場監督や施工管理は、こういった危険から作業員を守らなければなりません。現場を指揮する人にとっては非常に大切なミッションと言えるでしょう。

たとえ工期内に現場を完成させたとしても、重大なケガ人を出してしまうと「業務クオリティが低い」とみなされます。

危険から身を守るためのルールは各現場によってすでに設定されているため、施工管理や現場監督はそのルールを遵守させることが主な業務です。現場で働いている人に危険が及ばぬよう、安全に配慮した指示を常に出していく必要があります。

6.事務作業

現場全体を任されている施工管理は、事務作業もおこないます。

具体的な業務内容は、

  • 施工プランの作成
  • 施工計画に関する書類の作成
  • 工期スケジュールの作成
  • スケジュール管理の調整

などと多岐にわたります。

また、現場が完成したあとも「安全確認の書類」「報告書」など、作成しなければならない書類は非常に多いです。

ちなみに「事務作業は施工管理がやるもの」というイメージが強いですが、現場監督も図面を描いたり、写真を整理したりなどといったデスクワークがあります。

施工管理(現場監督)の年収

施工管理(現場監督)の年収

建設業界全体の平均年収の推移を平成20年~26年で見てみると、400~415万円の間を横ばいに伸びていることが分かります。

一方、転職エージェントdodaのデータを見ると、施工管理の平均年収は444.3万円でした。

このことから、施工管理の平均年収は、建設業界の中でも比較的高いことが分かります。年収の差にして40万円ほど変わるため、決してその差は小さくはないでしょう。

また、建設業界の平均年収がほぼ横ばいであることから、業界内の年収は「上がりにくく下がりにくい」という特徴を持っていることが分かります。

年収を上げる方法

年収を上げる主な方法は「施工管理技士の資格を取得する」「経験を積む」の2つです。

最もイメージしやすいのは資格の取得でしょう。施工管理技士を取得することで会社から「十分な経験と知識を持っている」と判断されるため、転職直後でも高い給与を得られます。

また、経験を積むことも年収を上げるうえで大切な要素です。

「どういった立場で何年間の業務を全うしたか」という点は転職面接の際などに必ず見られます。十分な経験があると判断されれば、転職に伴って年収を上げることも可能です。

経験の有無を分かりやすくアピールするために作られたのが施工管理技士の資格ですから、年収アップを目指したい人は勉強をしてみるとよいでしょう。

まとめ

本記事では「施工管理と現場監督の違い」「施工管理’(現場監督)仕事内容」などを紹介しました。

施工管理と現場監督の仕事内容には、あまり大きな違いがありません。強いて言うのであれば「業務範囲の広さ」です。

現場をメインとした現場監督の仕事よりも、現場と現場外の仕事を請け負う施工管理のほうが業務範囲が広いのです。

また、施工管理も現場監督も未経験から挑戦できます。ただ本記事で紹介した通り、たくさんの経験や知識を要するため、まずは現場での実務経験を積むことが大切です。

台風に備える防水工事

台風シーズンに備える!

台風に強い防水工事とは?

 

台風によって発生する防水トラブル

台風が来た時に発生する防水トラブルには、まず設置されているものが転倒した時に防水層が傷つくことがあります。

台風のシーズン中は、それらを方付けて置いたり、フェンスなどに固定して置いたりしましょう。

風圧によって防水材が剥がれてしまう事があります。防水層の劣化が進んでいる場合、下地との密着性や耐風圧も落ちて風に煽られてしまう事も多いです。

 

屋上の防水を守るポイント

建物の防水を守るためには、まず定期点検、定期メンテナンスを必ず行いましょう。

特に前回のメンテナンスから年数が経過している場合には、早めの点検が推奨されています。

また、耐風圧に強い防水工法への改修もご検討ください。

アスファルト防水やシート防水の場合は、劣化が進んで密着性が落ちた部分から風に煽られて剥がれる事があります。

そのためできる限り、耐風圧の高い工法を選び、劣化を早く発見するために定期点検を必ず行いましょう。

 

雨漏りしやすい屋根の特徴とは?

実は、雨漏りしやすい屋根には特徴があります。

 

・屋根にソーラーパネル・太陽光発電がある家

適性ではない場所に留め具を打ったり防水加工を怠ると、留め具の箇所から雨漏りしてしまう可能性があります。

また経年劣化が激しい屋根材に設置しても同じことが言えます。

 

・接合部の多い凹凸屋根

屋根が複雑で接合部分の多い屋根は、その接合部分から雨漏りしやすいです。

また、増築やリフォームしている住宅は接合部分が多いため、雨水の逃げ道がなく溜まってしまいます。

その際、ひび割れたシーリング材や劣化した板金部分から侵入してしまいます。

メンテナンスを放置すれば、その分雨漏りリスクが高まり、工事費用も高額になってしまいます。

 

・軒がない、軒が短い家

最近では、デザイン性を重視して、軒が少ない住宅が増えています。

特に、最近の陸屋根住宅は、軒を極限減らす傾向にあります。しかし、軒が無かったり短かったりすると、紫外線や雨風によって劣化した屋根や壁から雨漏りが発生する

確率が高まります。

 

まとめ

雨漏りが発生したら、まずは目視でチェックし状況を把握しないといけません。

ご自身で屋根に登ったり、修理は行わず、まずは雨漏りの専門業者に確認してもらいましょう。

台風やゲリラ豪雨による被害の場合には、火災保険で補償される可能性もあります。最適な雨漏り修理を行うためにも。知識と経験が豊富な優良専門業者に相談してください。

建設現場の台風対策

台風大国エアr日本の建設現場にとって台風は避けてはと通れない問題で、台風対策を怠ると、最悪の場合は死亡事故に

繋がります。そこで今回の記事では、工事現場の台風対策について解説します。

 

多雨風対策のポイント

・高所足場の安全を確保しよう!

現場に置けr、台風対策で最も気を付けたいのが、足場の安全対策です。

足場がもし、台風で倒壊すれば近隣の住宅に大きな被害を与えます。

現場外も巻き込んだ大事故に繋がる危険性があるためしっかり対策を講じてください。

特に高所の足場は要注意です。

 

地上では大した風でなくても、高所では強風になる場合もあります。

具体的な対策としては、単管やクランプを差し込んで足場のつなぎを補強しましょう。

また養生シートの各所を縛りなおしたり、外したりするのも有効です。平時では足場を守ってくれる養生シートですが、

暴風時は逆に足場にかかる負担を大きくしてしまう可能性があるみたいです。

 

・資材の飛散を防止しよう!

建築資材が台風時に吹き飛ばされたり、雨の影響で流れだしたりしないための対策も重要です。

飛散しやすいのは、カラーコーンや安全看板、表示パネルなどです。

特にパネル状の資材は飛ばされやすく、爪がついた板などは風に飛ばされれば凶器と化す危険性もあります。

台風が接近してきたら現場内をくまなく確認し、ネットやメッシュシート、ロープなどで資材をしっかり固定しておきましょう。

撤去して事務所や倉庫にしまっておくのもお勧めです。

 

・まとめ

台風被害は保険でリスク対策を行うこともできます。やはり、被害を起こさないということが最大の対策だと言えます。

 

 

外装工事とは?

外装工事とは?工事の種類や、必要性を知ろう!!

 

外装工事という言葉を耳にしたことがありますか?

外壁や屋根など、家の外から見える部分の設備や装飾の事を外装といいます。

雨風や、紫外線を常に浴びている為、放置すると汚れがひどくなったり、劣化が進んだりしてしまいます。

そこで外装工事の種類や必要性をご紹介します。

 

 

外装工事とは

外壁や屋根など外から見える設備や、装飾の事を外装といいます。

外観は家の顔ともいえる部分なので、できるだけ綺麗に保っておきたいですよね。しかし、雨風や紫外線を浴び続けている事から

定期的なメンテナンスや、外装工事を行う必要性があります。

 

外装工事の種類

外装工事と一言で言っても、工事の種類は場所によってさまざまです。

劣化が気になり始めた場所や補修をしたい場所、きれいにしたい場所など目的に合わせた外壁工事をできるように

工事の種類を頭に入れておきましょう。

 

💡外壁

外装工事の中でも最もメジャーなのが外壁に関する工事です。

外壁はれかの度合いによって塗り替えやカバー方法、張替えといったリフォーム内容を選ぶことができます。

さまざまな外壁材の種類がありますが、塗り替えの場合は家の外壁に合わせて塗料選びをする必要があります。

劣化が進んでても、強度が残っている場合はカバー方法、強度が残っていない場合は張替えを選択できます。

外壁材の耐用年数や塗料の単価、特徴などを考慮したうえでリフォーム方法を選ぶようにしましょう。

 

💡屋根

屋根も外壁と同じようにメジャーな外壁工事の1つです。

家全体を覆っており、雨をもろに受ける事から劣化が進みやすい箇所だと言えます。外壁と同じく、家の外観を決めるため、

外壁と一緒にリフォームして色を選ぶことで理想に近い外観に仕上がります。

屋根も塗り替えだけでなく劣化の度合い応じてリフォーム方法を選びましょう。

 

💡トラブルへの対処

雨漏りや断熱といったトラブルが起こった時の対処も外装工事の一つです。

家の外装や屋根で雨漏りが発生している場合、できるだけ早く対処するようにしましょう。様々な劣化の症状の中でも

雨漏りは深刻な症状の一つであり家自体の劣化に繋がる症状でもあります。

劣化が家の内部まで進みすぎると、費用が高くなったりするため、注意が必要です。

また外壁リフォームと同様に、断熱材を入れたり防水加工を行ったりすることも。トラブルへの対処はもちろん、トラブルを未然に防ぐための

外装工事を行うこともあります。

 

 

 

外装工事の必要性

 

外装工事は家の保護や耐久性の観点から必要な工事だと言えます。

家の中は過ごしやすさに直結するため劣化が進むごとに気になりがちですが、外観は多少汚れても過ごしやすさとは関係ないためつい放置してしまう

人もいるかもしれません。しかし汚れやすい箇所であることから、定期的なメンテナンスを行う事が大切です。

見た目はもちろん、劣化が進むと雨漏りなどの深刻な状態に陥る事も得るため早めに対応するようにしましょう。

 

防水

外装工事の必要性として、防水性を高める事が挙げられます。塗装によって防水性能を高めることができますが、前回の塗装から年数が経つと塗料に含まれた

防水機能が落ちてしまいます。外壁材の種類によっては、防水性能の低いものもあるため、長い時間塗装をせずにいると外壁材から雨水が侵入してしまう事が

あります。そのため、特に防水性の低い外壁材を使用している場合は、早めに塗り替えなどの対応を行うことがおすすめです。

 

外壁の保護

外壁や屋根に塗った塗料が固まると、塗膜という膜が張り、外壁や屋根を守る役割を果たしてくれます。

雨や風、紫外線といったダメージを受け続けている外壁や屋根を守るためには塗膜の力が必要です。

しかし、塗装をしてから年数が経つと塗膜の力が弱くなってしまうため、定期的な塗り替えが必要となります。

 

まとめ

外装工事は、外壁や屋根など外から見える設備や装飾の事を言います。主に、外壁や屋根の塗装やカバー方法、張替えといった

リフォームについてご紹介しました。

お家のメンテナンスには様々な方法がありますので慎重に検討してみてくださいね。

外壁の断熱効果

外が炎天下の中、家でエアコンをつけてもなかなか効かない!という経験はありませんか?

電気代を抑えたいけど、快適な空間で部屋も涼しくしたい、、、

そんな方におススメしたいのが断熱リフォームです。

断熱リフォームの中にも、断熱塗料による断熱リフォームについてご紹介します。

 

外壁の断熱リフォームをするメリットとは?

・部屋の中の寒暖差

夏は日差しの影響による室内の温度上昇を抑え、冬は暖房で温めた室内の温度を保つ効果があります。

そのため、夏でも冬でも快適な室内にすることができます。

 

 

 

・エアコンの効率をアップさせる

断熱塗料は、室内の温度を快適に保ってくれる為、エアコンを付ける頻度を抑える事ができます。

そのため、節電、光熱費削減に貢献出来ると主婦の方にとってうれしいメリットになります。

 

 

・結露やカビなどの発生を防ぐ

家の室内の温度差が大きいほど発生する結露の発生を抑える効果もあります。

それに伴い、結露により発生してしまうとカビも発生しなくなるので、健康面的にも安心です。

 

 

断熱リフォームとどっちが安い?

断熱リフォームは1度解体し、今入っている断熱材の部分に新たに断熱材を追加するという工事になるので、

準備もかなり大掛かりになる工事となります。

費用も約100~300万とたかくなる傾向にあります。

それに比べ、塗料工事は既存の外壁に断熱塗料うぃ塗装する施工になるので、約120万~150万ほどになります。

しかし、今の家の状況や使用する資材によって金額は前後します。

それぞれの業者に現場調査を依頼し調べてもらったのちに決めるのをおススメします。

 

いかかでしたでしょうか?

効率よくかつ、安く快適な住空間を手に入れるためにもぜひ断熱塗料を検討してみてください。

 

自身に強い屋根

地震に強いのはどんな屋根?

耐震性を上げるには??

 

地球上で発生するマグニチュード6.0以上の地震の内、約2割は日本で起こっている事が指摘されています。

政府の地震調査委員会は2018年2月9日に南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率を70%から80%に上げました。

大きな災害がいつ起きてもおかしくない状況です。

マグニチュード6以上の巨大な地震になると建物の損傷が懸念されますが、中でも住宅の耐震性に関わる重要な項目の一つとして注目すべきなのが屋根の重さです。

リフォームで建物全体の耐震性を上げ、揺れによる屋根の倒壊や屋根の落下を防ぐために、屋根の軽量化を検討しましょう。

 

屋根が重いほど地震の揺れは大きくなる

地震の揺れは建物の高さが高いほど、そして屋根の重さが重いほど大きく揺れます。

検討したいのが、屋根の軽量化です。日本瓦は雨風に強いため、昔ながらの住宅には多く使われていますが、

住宅の耐震性能が不十分だと地震の際に屋根の重さに耐えられず、倒壊する可能性があります。

 

軽量で家屋への負担が少ないストレート屋根

ストレート屋根とは、セメント繊維材料を高温高圧下で成型し、その上から塗装をした屋根材です。

一坪当たりの重量は約70キロと瓦屋根の約半分なので、地震の際も躯体に負担がかかりにくくなります。

ストレート瓦にも様々な種類があるので、施工業者と相談して住宅に合った素材を見つけましょう。

 

瓦屋根が地震で弱いとされる理由

 

弱いとされる理由として、巨大地震で瓦屋根建物の被害が目立つからだと思います。

・倒壊する建物は古い建物が多い

・古い建物の多くは瓦屋根である

・倒壊しない建物でも瓦屋根事態に被害が発生する

 

まとめ

地震対策をすれば瓦屋根も耐震性は高い

倒壊する建物の多くが瓦屋根であることから、地震に弱いとされていますが、正しくは古い建物が地震に弱いのです。

屋根材が、瓦であろうと軽い金属屋根であろうと古い建物であれば、巨大地震で震度6、7の揺れが発生したエリアの建物は崩壊する可能性が高いです。

いつ大きな地震が来てもいいように、屋根も身の回りの物も備えておきましょう。

 

 

防水工事

今回は、建築物の内部へ雨水などの侵入を防止するためにおこなう、防水工事について概要や特徴を確認していきます

いわゆる雨漏れが発生すると、家財や内装・建物そのもののを損傷させる恐れがあります。

健全な構造、適切な居住性を確保するために適切な品質管理がもとめられます。

防水工事の概要等を紹介します、施工計画前に確認いただき工事の全体像を理解しましょう!

この記事で分かること

1.防水工事の分類

2.メンブレン防水各工法の概要

3.シーリング防水の概要

 

防水工事の分類を紹介

まずは防水の種類を分類で確認します。

  • 面に対して施工する⇒メンブレン防水
  • 線に対して施工する⇒シーリング防水

面に対して施工するメンブレン防水

メンブレン防水とは、屋上や庇上など面に対して防水層を構築する防水です。

アスファルト防水

  • 密着工法
  • 絶縁工法

改質アスファルトシート防水

  • トーチ工法
  • 常温粘着工法

合成高分子系シート防水

  • 加硫ゴム系シート防水
  • 塩化ビニル樹脂系シート防水

塗膜防水

  • ウレタンゴム系塗膜防水
  • ゴムアスファルト径塗膜防水

線に対して施工する⇒シーリング防水

建材同時の隙間や、建物の目地に対して施工する防水です。

  • 不定形弾性シーリング防水
  • 定形シーリング防水

メンブレン防水工事の各工法を紹介

次の各工法の工事概要を確認していきましょう!

  • アスファルト防水工事
  • 合成高分子系シート防水
  • 塗膜防水

アスファルト防水工事

アスファルト防水は、合成繊維の布にアスファルトを浸透させたシートを張り合わせて面の防水層を構成する防水です

溶かしたアスファルトを使用してシートを貼り付けていくため、アスファルト独特のニオイが発生します、低層の建物で使用する場合には周辺近隣へ配慮が必要となります。

対策として施工場所の外周をシートで覆ったり、低臭型のアスファルトを採用します。

使用材料

  • アスファルトプライマー
  • アスファルト
  • アスファルトルーフィング

使用機器

  • アスファルト溶解釜(ようかいがま)
  • トーチ
  • 水分測定器

施工方法

  • 下地処理
  • 防水層の構築
  • 保護層の構築

合成高分子系シート防水

現場では省略してシート防水と呼ばれる防水です。

合成ゴム系・合成樹脂系のシートを接着剤などで貼り付けて防水層を構築します。

使用材料

  • プライマー
  • 防水シート
    • 加硫ゴム系シート防水
    • 塩化ビニル樹脂系シート防水

使用機器

  • ローラー
  • アイロン

施工方法

  • 下地処理
  • 脱気筒の設置
  • 防水層の構築

塗膜防水

ウレタンやアスファルトやFRP素材を原料にした防水材料を現地で塗布して防水層を構築する工法です。

使用材料

  • プライマー
  • 液体状の防水材
  • 補強布

使用機器

  • 攪拌機
  • 刷毛・ヘラ・コテ・ローラー

施工方法

  • 下地処理
    • プライマー塗布
    • 補強布貼り付け
  • 液状の防水材をハケやコテを使用して塗布する

工法によって塗り重ね回数や膜厚は異なります

 

水張り試験

屋上や庇上などの防水工事が完了したら、防水層からの漏水がないことを実際に水を溜めて確かめます。

排水用のドレインをバルーンなどで塞いでから水を溜め、水を溜め終えたら水位が分かる様にしるしをして24時間経過後に変化がないことを確認します。

水位の変化の許容値は5mm程度でし、5mmを超えた場合にはどこからか漏水しているのか確認して補修を行います。

 

シーリング防水の概要

建設部材接合部の隙間や、目地にシーリング材を充填して水密性や気密性を高めるために行う作業です。

 

シーリングの形状による分類

不定形弾性シーリング材

ペースト状の材料を目地や隙間に充填させて、ゴム状に硬化させる工法です。

一般的にシーリングというとこの作業を呼びますです。

定形シーリング材

合成ゴムなどを成形したガスケット材料を目地にはめ込む工法。

 

不定形弾性シーリング材

  • 使用材料
  • 使用機器
  • 施工手順

使用材料

使用材料は下地状況に応じて選択します

  • 変成シリコーン系
  • ポリサルファイド系
  • シリコーン系

使用機器

  • 撹拌機
  • コーキングガン
  • ヘラ
  • マスキングテープ

施工手順

目地の状況によって施工方法・手順が変わります。

目地が動く場合⇒ワーキングジョイント

目地が動かない場合⇒ノンワーキングジョイント

ワーキングジョイント

気象状況や建物の振動、人が使用するときの振動などの外的要因によって接続面が動くことが予想されるジョイントです。

カーテンウォールパネルの目地、ALCの目地、躯体と建具の目地などが該当します。

  1. バックアップ材やボンドブレーカーの設置
  2. マスキング
  3. プライマー塗布
  4. シーリング材充填
  5. ヘラを使用して表面を仕上げる
  6. マスキングテープ撤去

ノンワーキングジョイント

シーリング材の接着面が動かない目地・ジョイントです。

コンクリート躯体の打ち継ぎ目地、ひび割れ誘発目地などが該当します。

2面接着と比べて、目地底までシーリング材が充填され、密着しているため3面接着の方が防水面では有効です。

 

マスキング

  1. プライマー塗布
  2. シーリング材充填
  3. ヘラを使用して表面仕上げ
  4. マスキングテープ撤去

シーリング材の剥離試験

外部にシーリングを施工する場合には、硬化後接着力の確認するための試験を行います。

 

定形シーリング材

合成ゴムを成形したもの(ガスケット材)を製品同士の目地にはめ込む工法です。

はめ込むだけなので施工に均一性があり、耐用年数が長い製品もあります、ハウスメーカーの外壁などでよく使われていますね。

目地部分が平坦で真っすぐ通っていないと施工が出来ない、といった特徴があります。

 

防水工事概要の解説まとめ

今回は防水工事について確認してきました

今回の防水工事のポイントは

  • 面に対して施工するメンブレン防水
  • 線に対して施工するシーリング防水

それぞれ防水を行う場所によって、適切な防水方法を選択して施工します。

外壁の断熱

毎日猛暑の日々が続いていますね。。。

外が炎天下の中、家の中でエアコンをつけてもなかなか効かない!という経験はありませんか?

電気代抑えたいけど、快適な空間で部屋も涼しくしたいそんな人におすすめなのが断熱リフォーム。

断熱リフォームの中でも断熱塗料による、断熱リフォームについておススメします。

 

 

外壁の断熱リフォームをするメリットとは?

・部屋の中の寒暖差

夏は日差しの影響による室内の温度上昇を抑え、冬は暖房で温めた室内の温度を保つ効果があります。

そのため、夏でも冬でも快適な室内にすることができます。

・エアコン効率をアップさせる

断熱塗料は、室内の温度を快適に保ってくれるため、エアコンを付ける頻度を抑えることができます。そのため、節電&光熱費削減に貢献できると

主婦にとってうれしいメリットになります。

・結露やカビなどの発生を防ぐ

家の室内の温度差が大きいほど発生する結露の発生を抑える効果もあります。それに伴い、結露に発生してしまうカビも発生しなくなるので健康面でも安心です。

 

断熱塗料と遮熱塗料のちがいとは?

この2つの違いとはなんなのかそれぞれ塗料の主な役割別にご紹介します。

断熱塗料

・夏は涼しく、冬は暖かくと室内の温度を快適に保ってくれる

・熱伝導を断つ効果がある

・断熱することで室内外での温度差を出すことができる

 

遮熱塗料

・太陽光を反射し、壁が熱を吸収するのを防ぐ効果がある

・夏場の外壁側面の気温上昇を抑える

・熱を外壁が反射して、遮断する効果がある

 

効率よく、安く快適な空間を手に入れるためにもぜひ断熱塗料による外壁塗装をご検討ください。

 

 

 

 

今季大活躍の空調服

建築会社で空調服が選ばれる理由

建設会社が抱える熱中症対策の問題点

世界的な温暖化の影響を受けて、日本も気候が亜熱帯化していると言われています。

実際、猛暑や酷暑という表現が使われるほど、夏場の暑さは非常に厳しくなっている為。建設業に携わる人、特に野外で現場作業に従事する人たちの健康管理や

熱中症対策は大きな課題となっています。

 

高所作業の危険性が上がる

多くの職人や作業員を、監督・指示する建設会社は、様々なポイントやもんで移転を念頭に置きながら熱中症対策を行わなければなりません。

その1つ目が、高所で作業する際に日陰がないという点です。

作業中に日陰を確保することは非常に難しいのです。

特に高所で作業をする場合には直射日光にさらされながら作業を進めることになります。高所は風が強く吹き付けるため、覆いなどを設置するのも難しいでしょう。

そのため短時間の作業でも熱中症になるリスクがあります。

 

作業効率の低下

夏場は強い日差しが照り付けるため、作業員の体力は短時間で急速に奪われていきます。

こまめに、水分を補給する必要があるのです。

そうなると全体として、作業効率が低下してしまうというデメリットがあります。

作業員の体調を維持するためには、休息をとらないというわけにはいきません。

 

人手不足

3つ目に「夏場の作業は体力的にとても厳しいので、建設作業員がなかなか集まらない」というのも問題点として挙げられます。

現場で熱中症対策をきちんとしていない会社に関しては、作業員の間で良くない評判が簡単に広まってしまうので、賃金が良くても人員の確保が難しくなることでしょう。

 

屋外で作業するリスク

4つ目の問題点は「基本的に屋外作業のため熱中症の危険性が高い」というものです。

建物の規模に関わりなく、建設作業の大半は野外で行います。つまり、各作業員は日光が燦燦と降り注ぐ中で担当する業務を行わなければなりません。作業そのものが重労働であることに加えて、強い日差しにより体は徐々に疲弊していきます。作業に集中していて水分補給を怠ると、どれだけ体の強い人でも容易に熱中症になってしまうでしょう。これも建設会社の抱える大きな悩みです。

 

屋内外に限らず空調設備の無い環境が多い

5つ目として「空調の整った環境での仕事が少ない」という点が挙げられます。屋外の作業で冷暖房設備があるということはまずありません。

また、屋内であっても、冷暖房などの空調設備が整った環境で作業ができるということはほぼないのです。

むしろ、屋内で風通しが悪い環境になると、熱と湿気が籠ってしまうため、熱中症になるリスクは高くなります。

実際、作業がひと段落して立ち上がろうと思ったらめまいがして、そのまま病院に運ばれたというケースは少なくありません。

 

 

熱中症に対してさまざまな対応策を講じているのが大手ゼネコンを例に建設現場で行っている対策を例にみていきましょう。

対策1「十分な給水」

最も基本的な対応策は「十分な給水」でしょう。熱中症の大きな要因は大量の発汗によって脱水状態になることです。

ですから、大手ゼネコンではすべての作業員が定期的に水分補給を行うことができるようサポートしています。

作業エリアが大きいときには、各所に水分補給用のスタンドを用意していることも珍しくありません。

 

対策2「こまめな休憩」

2つ目の熱中症対策は「こまめな休憩」です。

直射日光が当たっていない場合でも、高温多湿の中で作業をしていると体力が急速に奪われていきます。

暑さで体調を壊して作業員が減ってしまうと、作業工程の進捗に深刻な影響が及びます。ですから、大手ゼネコンではすべての作業員が一定時間ごとに必ず休息を取るよう徹底しているのです。

 

対策3「塩分補給」

3つ目の対策は「塩分補給」です。汗をかくと人体からは水分だけでなく、人体に不可欠なミネラルなども失われていきます。

ですから、多くのゼネコンが管理する建設現場では、水分補給用のスタンドに飲み物と合わせて塩飴や梅干しなどを用意して、必要に応じ各自が塩分・ミネラルを補給できるようにしているのです。

 

 

対策4「空調服(R)・空調風神服の活用」

空調封 作業服 仕事服
近年大手ゼネコンがこぞって採用しているのが「空調服(R)・空調風神服の活用」です。空調服(R)・空調風神服にはモーターが取り付けられており、涼しい空気を作業服内に取り込むことで体温の上昇と過剰な発汗を防ぐことができます。長袖タイプやベストタイプなど、作業に合わせてデザインを選ぶことができるという点も魅力です。

 

対策5「作業時間の短縮」

5つ目の熱中症対策は「作業時間の短縮」です。効率を最大限に高めるため、多くの建設業者がこの施策を導入しています。また、早朝の涼しい時間からスタートして、一番気温が高くなる昼間は作業せず、夕方から作業を再開するという現場もあります。こうした変更を行うことで、作業員1人1人の体調管理が容易になり、作業もはかどることから実質的に作業効率が向上するというメリットがあるのです。

建設会社、大手ゼネコンに採用されている空調服(R)・空調風神服とは?

空調服(R)・空調風神服には先述の通り様々なデザインがあります。長袖タイプだけでなく、軽さを意識した半袖タイプやベストタイプもあります。

ただ、多くの大手ゼネコンや建設会社は、各タイプの持つメリット・デメリットを比較したうえで、作業においてより利点の多い長袖タイプを導入しています。
長袖タイプを選ぶ大きなメリットは「肌の露出が少ない」という点です。

肌へ直接日光が当たらないので、その分体力の消耗を抑えることができます。

また、多くの空調服(R)・空調風神服には丈夫な生地が使用されているので、工具などがぶつかった時に肌を保護してくれるという効果も期待できるでしょう。
また、近年人気を集めている空調服(R)・空調風神服はハーネス対応タイプです。

建設現場では、高さ5m以上の場所で作業をするすべての作業員に対してハーネスの着用が法律で義務化されています。そうした高所では強い日差しが降り注ぐことが多いため、熱中症対策と合わせて、背中の一部にランヤードとフック用パーツがあるハーネス対応長袖タイプの空調服(R)・空調風神服が人気を集めているわけです。

 

まとめ

空調服 作業服 熱中症対策
現場の種類や規模に関わりなく、建設会社にとって熱中症対策を講じることは非常に重要なポイントとなっています。

作業時間中継続的に作業員の健康をサポートできるという点で、空調服の有用性は高く評価されていることから、これからも多くの建設会社が導入を検討していくことでしょう。

外装塗装中のエアコン使用について

外装塗装中にエアコンは使用可能?塗料の臭いが室内に入ってくる?

 

 

外装塗装中にエアコンは使用できる?

エアコンを使うと、塗料の臭いが室内に入ってくるのでは?

など、外装塗装中のエアコン使用について疑問や不安をお持ちの方が多いのではないでしょうか??

 

 

1.外装塗装中でもエアコンの使用は可能

何も気にせず使えるわけではなく、

塗装業者さんにエアコンの吹き出し口、吸い込み口を塞がないように養生してもらう必要があります。

注意:養生をして吹き出しぎ口、吸い込み口がふさがった状態でエアコンを使用すると、

・エアコンが作動しない

・効きが悪くなる

・電気代が余計にかかる

・室外機が故障する

などの、問題が出で来る可能性があります。

 

2.塗装業者に相談

外装塗装中もエアコンを使いたいことを相談する。

季節柄、塗装業者はエアコンを使用することをわかっているだろうと塗装業者に何も相談せず、自信で室外機を確認もせずにエアコンを使用するのは

絶対にNGです。万が一、室外機を養生していた場合エアコンの故障に繋がります。

塗装業者に、相談するタイミングも大事です。

養生前までに塗装業者に相談しておけば、確実に室外機は養生しないはずです。

 

3.エアコンを使うことで塗料の臭いが気になる可能性はゼロではない

 

近年のエアコンの製品の多くは、外の空気を取り込む仕組みにはなってないため、エアコンを使うことで、塗料の臭いが気になる可能性は低いです。

ただし、中には外の空気を取り込む仕組みのエアコン製品も一部あります。

換気などの一部機能を使った場合に、外の空気を取り込むエアコン製品もあります。

 

3.室外機の裏の外装部分は引渡し前にチェックしておくと安心

基本的に室外機の裏の外装部分も漏れなく塗装してもらえるはずです。

ですが塗り漏れしやすい場所があるため引渡し完了検査時に自身の目で確認しておくと安心です。

 

まとめ

外装塗装中、エアコンはいつも道り使用できます。

塗装中でも使用したいということを、業者に人に相談して養生の対応をしてもらってください。