2024年05月27日
工事現場や建築現場に朝礼は欠かせません。
工事現場のほとんどすべてで毎朝朝礼が行われています。数人規模の現場でも、作業員の数が100にん超える現場でも基本的には、その日に工事にかかわる全員が参加するものです。
しかし、1つの工事現場には、複数の工事業者が関わっていることが多く、朝礼の進め方や作法を間違えると、大勢に迷惑が掛かってしまいます。
そこで今回は工事現場における朝礼の目的や進め方、注意点について徹底解説します。
工事現場における朝礼とは??
作業員全員で行う集会を朝礼といいます。朝礼では、現場監督の挨拶やラジオ体操、注意事項の共有などその日の工事を安全かつ効率的に進めるための情報共有が主な目的です。
工事現場で朝礼をする目的
・作業員の点呼
・作業員の体調管理
工事現場での作業は危険と隣合わせです。
作業員の安全を確保するための居、安全器具や注意か㎜機などの工夫が実施されていますが、最も注意すべきなのが作業員の体調管理です。
朝礼時に作業員同士が顔を合わせることによって仲間の異変を察知できる環境を整えます
その日の作業内容の伝達
その日の作業内容を事前に共有することで、作業員が迷いなく作業に取り組むことができます。
安全性と効率性を向上させることに繋がります。
・工事スケジュールを説明
・搬入スケジュールの共有
・クレームの共有など、、
注意事項の伝達
毎日同じことを繰り返すマンネリ化し、注意力が低下します。
工事の作業は同じことの繰り返しではありませんが、同じ現場で仕事していると、危険個所でも事故が起きていないから大丈夫と油断してしまう事があります。
そこで開日朝礼を行い、同じ注意事項を同じ熱量で作業員に伝えることで毎日新鮮あ気持ちで危険個所に注意して作業に取り組めるようになります。
安全意識の向上
安全な作業環境を整えるには作業員の安全意識を常に向上させておく必要があります。朝礼看板に安全注意喚起のポスターを提示したり、労務災害ゼロを目指すと宣言したりと
各工事現場で様々な工夫が行われています。
他にも、安全器具の点検です。その工事現場で定められている、安全器具の点検を行います。
・ヘルメット
・眼鏡
・フルハーネス
・安全靴など。。
1つでもかけると安全に作業ができなかったり、元請業者に報告義務が発生したりすることもあります。必ず朝礼時にチェックして忘れているものがあれば、作業しましょう。
最後に
もちろん、一堂に会して行う朝礼にしかできないこともありますし、朝礼の自動化をした場合は、必ず動画を見た上でで、各自は作業内容を理解し、安全に配慮した行動を取る必要はあります。
しかし、朝礼も時代の進化に伴い、本質的な部分をしっかりと保ちつつ、より効率的に、より少ない労力で情報を共有できる手段に変化させていくことは大切だと考えます。
ぜひ朝礼の在り方について今一度考えてみてはどうでしょうか。
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