2024年08月01日
ファミリー世帯が考えるべき、居住選び。
共働きの家庭が増えた来た今、居住と保育園や学童施設が近い育住近接という条件が注目されています。
これまでは、居住と職場が近い、職住近接が重視されていましたが、職住近接から育住近接に注目が集まりだしたのはなぜでしょうか?
育住近接とは?
育住近接とは、住む場所と、保育園や学童施設などの施設が近いことです。
家と保育施設が近いと子供に何かあった時も家に誰かいればすぐに駆け付けることができます。
また、共働きの場合でも、毎朝の送迎距離が短く住むので、朝時間が無くて慌てることも減るでしょう。
育住近接を子育て世帯が選ぶ理由
平成29年度東京都福祉保健基礎検査
東京の子供たちと家庭によると、東京都の子育て世帯のうち、61・5%が共働きであると回答しています。
共働きの世帯が増えたことに伴い、通うのに便利な育住近接を求める子育て世帯が増えていると言えるでしょう。
家の近くに子供の預け場所があることで通勤もしやすくなり、お遊戯会や卒園式など休日にあるイベントにも参加しやすくなります。
育住近接のメリット
送迎の時間が減る
家から保育園を経由して職場に行くことを考えると、実際の距離は変わりませんが育住近接だと子供を連れて移動する距離が短くなるため、送迎時間が短くなります。
通勤・通学時間が短くなる
送迎の距離が短くなると、大人1人でスムーズに移動できる距離が長くなるため、合計距離は変わらない場合でも通勤時間は短くなることがあります。
子どもを送迎しようとすると、ゆっくり歩くなど子どものペースに合わせて移動することになり、何かと時間がかかります。
通勤ルートが多少遠回りになっても、家の近くに預け先があったほうが、スムーズに通勤できるといえます。
友人付き合い・ママ付き合いがしやすくなる
預け先の近くには、同じ保育園や学童施設に子どもを通わせている子育て家庭が多く済む傾向にあります。
そのため、近所付き合いの一環として友人付き合い・ママ付き合いができるようになり、少しの時間近くのカフェに寄ったり、お互いの家に遊びに行ったりということもしやすくなるでしょう。
近くに仲のいい友人ができれば、お互い忙しい時に子どもを預け合うということもできるかもしれません。
まとめ
この記事では、「育住近接」の概要や、子育て世帯が「育住近接」を選ぶ理由、メリットなどをご紹介しました。
普段の子育てに加え、共働きの場合は仕事の前後の送迎が長いと、体力的にも消耗してしまいます。
その送迎を短くし、少しでも余裕をもって子育てすることは、子どもにとっても嬉しいことかもしれません。
賃貸物件をお探しの場合は、「育住近接」もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
子供の学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。
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