株式会社Y's upの不動産業ブログ

災害に強い物件とは?

 

 

地震大国日本に住むうえで、災害に強い家に住むことは大事なポイントです。特に小さい子供と住む場合は、親の留守中に災害に見舞わられても被害が少ないよう、

災害対策はしっかりとしておきたいものです。

そのためにはどんな賃貸を選びどんな準備をしておけばよいのでしょうか?

この記事では、災害に強い賃貸物件の条件や、災害に備えて準備しておくべきもの、災害に合ってしまった場合の対処法についてご紹介します。

1.災害に強い賃貸物件とは

耐震、制震、免震の構造になっている

地震に強い家にする為、様々な構造の家があります。その違いは以下の通りです。

効果が1番高いものから、

・免震:揺れを受け流す構造で、建物と基礎の間に、免震装置を挟み、地盤の揺れを建物に伝えないようにしている。

・制震:揺れを吸収する構造で、建物内部に重りなどの制震部材が組み込んでいる。

・耐震:揺れに耐える構造で、建物の倒壊を防いで住人が避難できるように設計されている。

賃貸物件を探す際は、その物件の構造が3つのどれかに当てはまるか確認しましょう。

1981年の新耐震基準をクリアしている

建物の耐震基準は大きな震災が起こるたびに更新されており、直近では1981年に更新されました。

その基準は、震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は逃れるというものです。

なお、2000年にもさらに改正されており、2000年基準と呼ばれています。より耐震度が高い家をお探しの方は、2001年以降に

建てられた物件を探すとよいでしょう。

 

 

2階以上の階層の賃貸にする

大きな地震に見舞われた場合、住宅の1階が揺れや重さで潰れてしまう事があります。近年の物件は、耐震構造で設計されており新耐震基準をクリアしていますが古い物件の

場合は注意が必要です。

また、川や小見が近い地域の場合、1階が浸水してしまう事もあります。台風などによる大雨での浸水も考えられるので、子供連れで避難に時間がかかることも考えると

同じ物件でも2階以上の階層の部屋を選ぶほうがいいでしょう。

2.災害に備えて子育て家庭が準備するべきもの

災害に強い物件を借りるだけでなく、災害が起きても困らないように事前に準備しておきましょう。

身を守るグッズ

災害が起きた時すぐ対処したり、被害を減らせたりするよう、身を守るグッズを事前に備えておきましょう。

火災から身を守るためには消火器や火災報知器、地震から身を守るためには割れたガラスでけがをしないようにガラス飛散防止フィルムなどがおすすめです。

どんな災害の場合でも避難できるよう、家族分の靴や靴下をベットルームに置いておくと安心です。

生活に関するグッズ

 

災害に見舞わられて家以外の場所に避難した場合に役経つ、生活に関するグッズも必要です。

乾パンや火のいらないレトルトなどの食料品、洋服、簡昜トイレ、生理用品などを非常用持ち出し袋に入れ、持ち出しやすいところにおいておきましょう。

小さな子供がいる場合は、ミルクやおむつも一緒に入れておく必要があります。

 

3.もし災害に合ってしまったら

地震で家が傾いたり、浸水で家電製品が使えなくなったりしてしまう事もあります。そうした場合に修繕費などどうなるのか、どう対処すればいいのか?

賃貸の場合は大家さん負担

賃貸物件の場合、<家が傾いた> <窓ガラスが割れた> など家が災害で損傷した場合は大家さんが修繕費を負担してくれます。

程度や、時期などは場合によるので、契約費を確認し管理会社や大家さんに問い合わせてみましょう。

また家電や家具など、個人所有の家財については個人負担になりますが。契約時に加入した火災保険に家財の保険がついている場合もあるので契約内容を

確認しましょう。

持ち家の場合は個人負担

賃貸でなく持ち家が、被災した場合は、修繕費は個人負担となります。

地震保険や火災保険についている補償が頼りになるので、保険の契約時に、しっかりと内容を検討しておきましょう。

また、地震保険や火災保険には風災害や水災害の保険もついている事があるので、地震や火災の被害ではないからと諦めずにまずは契約書を確認してみましょう。

 

まとめ

災害といっても様々な災害があります。どの災害にどのように強い賃貸物件を探すのかは人それぞれです。

地震に強い、建物の場合は構造がどうなっているのか、水害に強い建物の場合は回数など、自身が求めるポイントに合わせた物件を探しましょう。

また、災害に合ってしまった場合に困らないように、事前準備も必要です。防犯グッズを用意するだけでなく、家や保険の契約内容なども確認しておきましょう。