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冬の電気代

【冬の電気代】

一戸建ての光熱費・電気代が冬に高くなってしまう理由と節約方法を解説!

 

冬に高くなる家の電気代。光熱費のピークは2月になるとも言われています。

冬の光熱費が高くなる原因と、冬の光熱費を節約するための方法について、家づくりの視点から解説します。

これから家を建てる方にも、すでに一戸建てに住んでいて冬の光熱費に悩んでいるという方にも参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

冬の光熱費が高くなる原因

冬の電気代が高くなる一番の原因は、やはり暖房です。

エアコンを使い続けることによる電気代に加えて、石油ファンヒーターなどを使うと灯油代もかかります。他にもホットカーペット・電気毛布・こたつなどを使うことによっても電気代がかかります。

また冬の寒い時期には、お湯を沸かす際にもより多くの電気・ガスが必要になるということもあります。

床暖房はエアコンと比較すると電気代が高くなる傾向にあるので、光熱費を節約したい場合は注意が必要です。

 

冬の光熱費を節約するために

家づくりの視点から、冬の光熱費・電気代を節約するための方法を紹介します。

 

高気密・高断熱の家を建てる

高気密・高断熱の家にすることで冬の光熱費・電気代を抑えることができます。

高性能な家であれば、6畳用エアコン1台で家全体の暖房を賄うことができ、電気代や灯油代の節約になります。

エアコン選びについては、容量計算をしている住宅会社であればエアコンを畳数で選ばず必要な容量で判断して購入することができるので、無駄な電気代を抑えることができます。

 

すでに高気密・高断熱でない家に住んでいる場合は、エアコンの反対側に扇風機・サーキュレーター・空気清浄機などを置いて室内に気流をつくることでエアコンの効率が上がるため、電気代を節約することができます。

また雨戸やシャッターが付いている家の場合、夜中に雨戸・シャッターを締めておくことで室内の熱が外に出ていきづらくなるため、暖房代の節約になります。

 

高気密高断熱の家とはどんな住宅?メリット・デメリットと、後悔しないための対策を解説します!
高気密高断熱住宅とは、壁や窓、床、天井などの断熱性能を高め、外気の侵入を防ぐ気密性を向上させた住宅です。これにより、室内の温度を効率的に保ち、エネルギー消費を抑えた高性能かつ環境にやさしい住まいとなっています。

 

オール電化にする

オール電化にすることでも、冬の光熱費を抑えることができます。

一般的には電気代のほうがガス代よりも安いため、オール電化にすることで全体の光熱費を節約することができます。

また夜中の電気代は昼間よりも安くなるため、洗濯機や食洗機は夜22時以降に回すことで電気代の節約になります。

 

調湿する内装材を使う

直接の光熱費とは別になりますが、冬は洗濯の外干しが寒くて辛いため、コインランドリー代がかかる場合があります。

このコインランドリー代を節約したい場合は、調湿する内装材を使うことが有効です。

もみの木ハウスさんでは調湿するもみの木の内装材を使用しているため、洗濯物を夜に室内に干しておけば朝には乾いています。

部屋干しができれば寒い中で外に洗濯物を干す必要がなく、コインランドリー代もかかりません。

 

まとめ

冬の光熱費・電気代を節約することを家づくりの視点から考える場合

  • 高気密・高断熱の家を建てる
  • オール電化にする
  • 調湿する内装材を使う

これらが重要になってきます。

特に「高気密・高断熱の家」については、2025年4月より施行される予定の建築基準法改正とも大きく関わってきます。これから家を建てるのであれば改正後の断熱基準をクリアした家を建てることを考えたほうが良いです。

高性能な家を建てることが結果的に冬の光熱費・電気代の節約にもつながります。家を建てる初期のコストが掛かったとしても、長期的に見るとランニングコストを抑えることができるので、総合的に判断しましょう。

高気密・高断熱の家を建てる際は、高気密・高断熱の家を建てた経験が豊富な住宅会社選びも重要になってきます。

これまで高気密・高断熱の家を建てたことがない住宅会社に依頼した場合、必要な断熱性能を満たせない場合もあるので、住宅会社選びは慎重に行う必要があります。

 

工事写真の撮り方解説!

工事写真を撮る目的は?

はじめに:工事写真を撮る目的は?

工事写真を撮る目的は、工事の施工状況や施工経過、使用材料などを記録するために必要です。工事写真は以下で紹介する資料としても活用されているので、参考にしてください。

  • 品質管理の確認
  • 維持保全の資料
  • 問題解決の資料

建設工事は完成後の目で見える箇所だけではなく、見えない箇所もあり、施工箇所の確認手段として写真を利用しています。

また「設計書通りの品質を担保しているか」「トラブルが起きた際の対応策を記録する」といった具合に、工事の証明として写真を撮影しています。

 

工事写真を撮影するときの流れ

工事写真を撮影するときの流れ

工事写真は現場経験の浅い人や、立場の下の人が撮る機会の多くなる業務です。写真を通して現場の流れを把握できるという理由から任されることが多いため、写真の手順を覚えておきましょう。

写真を撮影する流れを以下の順に詳しく見ていきましょう。

  1. 写真撮影の計画を立てる
  2. 撮影機材を準備する
  3. 写真を撮る
  4. 写真をその場で確認する

工事写真の撮り方 手順1:写真撮影の計画を立てる

工事写真は、施工前・施工中・完成後という順番で写真を撮影します。工事計画書に写真の必要な箇所が記載されているため、工事写真を撮る場所やタイミングを考えなければなりません。

現場にいる職人さんの手を止めないように、あらかじめどのタイミングで撮影するのかを伝えておくと、現場がスムーズに進むでしょう。

土の中に埋まるものや、コンクリート打設前の鉄筋を確認する場合など、撮影するタイミングを逃すと、現場が止まってしまうため計画を立てて写真を撮影してください。

 

工事写真の撮り方 手順2:撮影機材を準備する

写真撮影する際、黒板をイチから記入していると時間がかかります。そのため、あらかじめ黒板に記入しておくと、現場に着いてから撮影までが円滑に進むでしょう。

また撮影箇所により計測する道具が必要なため、撮影機材の確認も忘れずに行うことが大切です。

工事黒板の書き方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね。

工事写真の撮り方 手順3:写真を撮る

工事の進捗状況に合わせて写真を撮影します。写真撮影の際は、以下の点に注意しましょう。

  • 黒板の位置
  • 黒板は見やすく記入されているか
  • 施工前から完成後まで同じ向きで撮影する
  • 太陽の位置

工事写真は誰が見てもわかりやすく撮影することが基本です。そのため、撮影する向きを一定にする必要があります。

写真撮影では、太陽の位置もあわせて注意してください。黒板・レンズが反射して見えづらい写真になることや、太陽を背にすると人影が映り込んだりするため、気をつける必要があります。

上記で紹介した4点に考慮し、一定の位置から写真撮影するとわかりやすい写真が撮れるでしょう。

 

工事写真の撮り方 手順4:写真はその場で確認する

工事写真の撮影が終わったら、その場ですぐに確認してください。完璧に撮れたと感じていても「写真がブレてぼやけている」「必要な箇所が写っていない」など、トラブルが起きやすいため注意しましょう。

写真が綺麗に撮れていないと判断したら、その場で撮り直すだけで済みます。

しかし、写真撮影が完了したことを職人に伝えると次の工程へ進みます。次の工程に進んでしまっては、写真撮影ができない可能性もあるので気をつけてくださいね。

工事写真の撮り方のポイント5つ

工事写真の撮り方のポイント5つ

工事写真の手順について解説してきました。工事写真を綺麗に撮るには、5つのポイントを抑えることが大切です。それぞれ1つずつ紹介しているので、写真撮影の前に確認しておきましょう。

5W1Hが分かるように撮る

工事写真を撮る際は、5W1Hを意識すると綺麗に撮影できます。5W1Hの内容は以下の通りです。

  1. When(いつ)施工時期・日時
  2. Where(どこで):工事場所・撮影場所
  3. Who(誰が):立会人・請負業者
  4. What(何を):工事名・種目
  5. Why(何のために):工事の目的・寸法
  6. How(どのように):施工方法・施工状況

上記の内容を網羅した写真撮影ができれば、誰が見てもわかりやすい写真が取れます。また、写真だけでは伝わりにくい情報を、黒板や測定道具を利用することでよりわかりやすい写真になるでしょう。

撮影計画を立てる

工事写真は施工状況に合わせたタイミングで撮影することが大切です。

例えば、道路を盛土する際は規定の高さで転圧されているかの確認をする必要があり、転圧写真を撮ります。転圧写真がない場合は、規定の高さで転圧をしていたにもかかわらず、確認作業に時間をとられ、現場が止まってしまう可能性もあります。

上記で紹介したようなトラブルが起きないよう、撮影計画を立てて写真の撮り忘れや漏れをなくすようにしましょう。

 

写真撮影の位置を考える

工事写真は基本的に同じ方向から撮り続けるものです。理由としては、写真を撮る方向がバラバラだと、同じ施工箇所だと認識しづらいからです。

工程や現場の状況を考えて、写真撮影する位置を固定しましょう。

また、現場の着工前から着工後の進捗状況を把握するために「全景写真」を撮影します。全景写真の際はとくに、定点を見極めて写真撮影することが大切です。

 

黒板の置く位置に注意する

工事写真を撮る際は、黒板の置く位置にも注意してください。

工事黒板には、写真では伝わりにくい情報を補足する役目もあるため、適当に置くと撮り直しになる場合があります。そのため、「カメラと黒板の位置を確認する」「太陽で反射されていないか」「施工箇所に被っていないか」の3点に注意して撮影してください。

 

撮った写真を編集しない

工事写真は施工内容、施工手順の記録と証拠のために撮影します。そのため「画像の色彩を変更する」「画像をトリミングする」といった行為は認められていません。

工事写真の流れでも解説しましたが、撮影した写真はその場ですぐに確認し、不具合があればその都度撮り直してください。

撮影した写真が見にくいからといって、画像を編集することだけはやめてくださいね。

工事写真の撮影はアプリが便利?

工事写真の撮影はアプリが便利?

従来の写真撮影の手段から、「工事写真アプリ」に変更すると業務の効率化に期待がもてます。工事写真アプリとは、写真管理に必要な機能を搭載したITツールのことです。

主な工事写真アプリの機能は以下の通りです。

  • 電子小黒板付き撮影機能
  • 写真の保存
  • 写真整理
  • 写真台帳作成

工事写真アプリを利用することで、黒板・デジカメを携行する必要がなくなり、現場に持ち込む荷物が最小限で済みます。工事写真アプリのメリットも確認していきましょう。

  1. 工事黒板を記入する手間がなくなる
  2. スマホ・タブレット1つで写真撮影が行える
  3. 写真共有・写真管理が簡単にできる

工事写真アプリは電子小黒板を利用するため、黒板に文字を記入する手間がなくなり、1人でも写真撮影が行えます。

また、工事写真アプリはインターネットを経由して管理しているものが多いです。そのため、インターネットにつなぐだけで、現場で撮影した写真をどの場所からでも確認できるのも特徴の1つです。

 

まとめ

まとめ

工事写真は、工事の施工内容や使用材料が正しいかどうかを証明するために使用します。

工事写真は誰が見てもわかりやすい撮影を心がける必要があり、以下のポイントを把握することでわかりやすい写真が撮れます。

  • 5W1Hを意識した写真撮影
  • 撮影位置を固定する
  • 黒板の置く位置を配慮する

従来の工事写真のデメリットとして、デジカメ・黒板・チョークなどの携行物が多くなることでした。デメリットを解決するために、写真業務に特化した「工事写真アプリ」を離昇することも検討してみてはいかがでしょうか。

建設業界はいまだにITツールの普及が遅れているため、写真業務に膨大な作業時間が必要とされています。

工事写真アプリを導入して、写真業務を効率よく行い、働き方を見直すキッカケとなれば幸いです。

 

現場TECHから引用