株式会社Y's upのお知らせ

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株式会社Y’sup不動産事業部の内山です。

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それでは、引き続きよろしくお願いいたします。

秋バテ 体調不良に気を付けよう

意外と多い「秋バテ」の不調 – 症状は? どんな人がなりやすい? 対処法は?

ようやく気温も落ち着く兆しがみえてきました。いよいよ過ごしやすい季節の到来! と喜んでいるのも束の間、食欲の低下やだるさで調子が出ない……という方はいませんか? もしかするとその不調は「秋バテ」が原因かもしれません。

具体的な症状や原因、対処法などをまとめていますので、参考にしてみてください。

 

■秋バテとは? どんな症状があるの?

いわゆる「夏バテ」とはよく耳にする言葉であり、主に8月の暑い時期に体力や食欲が低下し、なんとなく体がだるくて食欲がなくなって食事量が減少するなどの不調があらわれる症状のことを指していますが、最近では「秋バテ」も注目されています。

秋バテとは、過酷な夏も過ぎ去り、涼しくなって過ごしやすいはずの秋のシーズンに入ったのに、涼しくなった9月下旬頃から、倦怠感を覚えて、食欲減退や食欲不振など夏バテに似た症状があらわれてしまう状態を意味しています。

秋バテにおける典型的な症状としては、身体がだるい、疲れがとれない、何事に対しても意欲が出ない、頭が痛い、立ちくらみやめまいがして頭がボーッとする、寝不足気味でスムーズに起きられない、めまいがする、お腹が張って胃がもたれる、などが挙げられます。

 

■秋バテの原因は?

秋バテの症状が引き起こされる大きな原因は、「秋の大きな環境変化」と「夏の疲れ」にあります。

我々は、自然と外部環境とのバランスを取りながら日々の健康を保っているため、気候が変化すれば、その変化に合わせて身体も順応させる必要があります。

秋の季節は、例えば10月になっても真夏日があるなど、気温が安定せずに一日の中でも外気温の温度差が激しいのが特徴的です。

一般的に、秋は天気の変化と1日の寒暖差が大きい季節であり、日中はまだ夏を引きずったかのように暑いのに、朝晩は冷え込む場合もあるので、体温を調節して身体が順応することも難しくなります。

また、この時期は台風の襲来で、気圧の変化による不調や、余分な体力を使うことによって疲れが残ってしまう傾向が見受けられます。

そのような環境変化や温度差が目立つ秋の時期に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうと、身体は知らぬ間に負担が重なって、秋バテの症状がみられるようになるのです。

 

■秋バテになりやすいのはどんな人?

「秋バテ」になりやすい人の特徴の一つとして、夏のダメージが長期化している場合が挙げられます。

夏場に冷房の効いた室内で過ごす時間の多かった人や冷たい食品などを摂り過ぎてしまった方は、自律神経のバランスが崩れて全身の血のめぐりが悪くなり、秋になって疲れやだるさ・肩こりや体調不良となって出現しやすくなります。

また、秋の時期に少し涼しくなったからといって、紫外線対策を怠り、紫外線を浴びすぎた場合には、疲労が蓄積されて、秋バテに関連する症状を引き起こすことも考えられます。

■秋バテになった時の対処法は?

秋バテは、主に生活リズムが崩れたときに起こりやすいので、普段から生活リズムを整えることが重要なポイントとなります。

 

【1】体を温める

夏のダメージが残っている場合には、それを取り除くために体の内外からじっくりと温めることが大切です。

37~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり1日の疲れを癒しましょう。

また、毎日20~30分のウォーキングなど有酸素運動を取り入れる、就寝前にマッサージやストレッチで体のコリをほぐすといった手段も有効です。

秋のシーズンは、朝晩は特に冷え込むことが多いので、パジャマや布団に気を使いながら、ゆったりリラックスした睡眠を心がけて、心身共にリセットしましょう。

 

【2】食生活を工夫する

食生活においてはビタミンやミネラルなどの栄養素を積極的に摂ることによって秋バテを改善することが期待できます。

特に山いもやさつまいも、かぶやにんじん、しいたけなどは、慢性的な疲労を回復し胃腸を整えることができる旬の食材としておすすめです。スープや豚汁など煮込み系の調理で摂取し全身を温めて、血行を良くするように意識しましょう。

また、肉・魚・乳・大豆・卵など、良質なたんぱく質を含む食品を、朝昼晩で規則正しく食べることも大切です。

 

■病院を受診した方が良い目安は?

体がだるくて疲れやすい、朝スッキリ起きられない、1日中眠い、食欲がない、胸やけや胃もたれがする、肩こりや頭痛がひどい、めまいや立ちくらみを自覚する、何事にもやる気が起こらない、顔色がくすむ、舌に白いコケ状の舌苔が付着する、のなかで3項目以上当てはまったら、「秋バテ」の可能性があります。

セルフケアを実施しても症状が改善しない際には、出来るだけ早く心療内科などを受診して、相談しましょう。

また、漢方薬が効果的に働くことも期待できます。漢方外来など専門医療機関を受診して、漢方薬を活用することも方法の一つです。

しっかりと元気を補い、体調を整えて確実に疲労を改善するように努力しましょう。

 

子供がいる家庭のおすすめ物件

何階に住むべき?間取りは?

赤ちゃんがいる家庭におすすめの賃貸物件を解説

赤ちゃんの賃貸おすすめ

赤ちゃんが生まれたら家選びは慎重におこないたいですよね。

賃貸物件の間取りだけでなく、周辺環境や気をつけるポイントをまとめました。

ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

赤ちゃん家庭におすすめの周辺環境

赤ちゃんのいる子育て世帯が新しく住む場所を決めるときには、物件自体だけではなく周辺環境のよさに対しても気を配ってエリアを絞り込むとよいでしょう。

赤ちゃんのいる子育て世帯が暮らしやすい周辺環境には、以下のような特徴があります。

 

地域に子育て世帯が多く暮らしている

赤ちゃんや小さな子どものいる子育て世帯がたくさん住んでいる地域なら、赤ちゃんがいる家庭が暮らしやすいエリアだと想定できます。

周辺の商店街やスーパーでも子育て世帯向けの商品が充実し、生活面でも利便性が高いはずです。

また、若い人の人口が増えているエリアは、市区町村単位で子育て支援策をおこなっていることもあるため、自治体のホームページで確認してみるとよいでしょう。

なかでも小児医療に対する助成制度や、赤ちゃんへの養育手当を設けている市区町村は子育て世帯に人気があります。

 

安心して出かけられる公園や緑地が多い

公園が近くにあると赤ちゃんを気軽に散歩に連れて行けますし、近隣のママ・パパとのコミュニケーションも楽しそうですね。

楽しく安全に遊ぶには、その公園の特徴のチェックが大切です。樹木の剪定や害虫駆除、清掃など管理が行き届いているか、遊具が老朽化していて危険を感じないかなど、赤ちゃんを安心して連れて行ける場所かどうかを確かめましょう。

また、子どもがひとり歩きできるようになったときを想定し、公園周辺の交通量や危険箇所(暗い物陰や側溝など)の有無についても確認しておくことが大切です。

赤ちゃんが家にいることを想定して賃貸物件を探すときは、物件の間取りや広さ、部屋の特徴、どのようなポイントに注目して選べばよいのでしょうか。

赤ちゃんがいる子育て世帯におすすめの賃貸物件の特徴をご紹介します。

 

和室は赤ちゃんルームに最適

最近はオールフローリングの物件などに人気が集まっていますが、和室があると赤ちゃんと安心して暮らすための強い味方になってくれます。

特にリビングの隣に和室が配置されているか、リビングの一部に畳敷きのスペースがあるような間取りだと便利でしょう。

畳のクッション性は、赤ちゃんを転倒や落下による怪我からも守ってくれますし、座らせたり遊ばせたりするときも堅い床より安心です。

 

玄関の広さと収納の多さは押さえたいポイント

赤ちゃんを外へ連れて行くときに欠かせないベビーカーですが、とてもかさばります。

賃貸住宅の場合は主に玄関がベビーカー置き場になると予測できるため、間取りを見るときは玄関の広さにも注目しましょう。

また、紙おむつやベビーバスなどのベビー用品をしまう大きめの収納スペースも必要です。

クローゼットや押入れなど収納スペースが豊富かどうかも、間取りチェック時のポイントです。

2階以上ならエレベーターは必需品

ベビーカーで子どもを外に連れて行くとき、エレベーターがあるかないかでは体力負担や安全性が大きく変わります。

ベビーカーを使わないときでも、子どもを抱っこしたまま階段を往復するのはたいへんです。

2階以上の物件を検討する際は、エレベーターの有無を確認しましょう。

 

子どもが小さいなら低層階がおすすめ

アパートやマンション選びでは上層階の物件に人気が集まる傾向があります。

赤ちゃんや小さな子どもがいると状況は変わります。

赤ちゃんも幼児になれば走り回ったり飛び跳ねたりしますから、生活音で下の階に迷惑をかけないかと心配になります。

少し先のことを考えて1階の物件を選ぶ子育て世帯も多いです。

もちろん、赤ちゃんを外へ連れて行くときも1階ならかなり楽でしょう。

賃貸で気を付けるポイント

間取りや広さをどれくらい確保するか決めておきましょう。

赤ちゃんのときであれば1LDKで十分と感じるでしょう。

しかし、将来的に家族が増える可能性もあります。2LDK以上などゆとりある間取りのほうがよいと引っ越しを繰り返すのはもったいないです。

今後のライフスタイルの変化を予測し間取りや広さを選定すると長く安心して暮らせます。

また賃貸住宅には、さまざまなライフスタイルや生活時間で暮らす入居者がいます。

赤ちゃんがいる家では泣き声も大きく響きやすいです。

周辺への配慮も大切。次の項目でご紹介するアイデアを取り入れ、近隣の迷惑にならないよう工夫しましょう。

 

おすすめの対策方法

子育て世帯に限らず、賃貸住宅で暮らすどのような方も周囲へ迷惑をかけないための配慮が必要です。

赤ちゃんがいる家で、近隣に配慮が必要なことといえばやはり生活音・騒音の問題でしょう。

以下のような、賃貸住宅でもできる対策を取り入れて他の入居者への配慮も忘れずに。

  • 赤ちゃんルームを、壁が隣室に接していない部屋にする
  • 下の階に住人がいる場合、防音性のあるクッションマットなどを敷き防音対策をする
  • 防音カーテンで窓の外へ大きな声が漏れないようにする

まとめ

賃貸住宅を探すときは、家賃や床面積、何階にあるかなど物件情報そのものばかりに目が行きがちになります。

しかし、周辺環境や物件の詳しい特徴にも目を配り、さまざまな側面で赤ちゃんと一緒に住みやすい家を見つけることが大切。

赤ちゃんが暮らしやすい家であれば、大人も暮らしやすい家だといえます。

家族みんなが笑顔で生活できるよう、子育て世帯に最適な賃貸住宅と出会ってくださいね。

職人さんの人手不足

2025年までに90万人新規入職者獲得しても、職人が35万人不足する!

 

日本の建設業界の人手不足は深刻で、1997年時点で建設技能者は464万人いましたが、2014年には343万人に減少しました。

高齢化も著しいため、2025年までに109万人が離職する見込みで、このままでは215万人にまで減少すると考えられます。

 

そのため、建設業界を代表する団体である「日本建設業連合会」では、2025年までに90万人の新規入職者獲得を目標に掲げました。

しかし、例え目標を達成しても、35万人もの人手不足が予想されています。

長時間労働が問題視されている建設業界。このままでは人手不足によりますます労働環境も悪化し、新規入職者獲得も難しくなってしまいます。

 

 

建設ロボットで人手不足を解消!

人手不足を解消する手段として建設業界が力を入れているのが建設ロボット開発です。

建設ロボットの活用により、少ない人数で効率的に工事ができれば、人手不足解消だけではなく、現場の生産性向上、人件費の削減にもつながります。

また、ロボット導入により人間同士の接触も避けられるようになるので、感染予防の観点からも望まれています。

建設ロボット導入のメリット

建設ロボット導入は、近い将来の人出不足を解消するため、どうあっても必要な状況といえます。

また、他にも建設ロボット導入により以下のようなメリットがあります。

 

従事者の安全が確保され、苦渋作業が軽減される

高い場所に登らないといけないなど危険が伴う作業を遠隔操作によって安全に行えます。

また、重い荷物を運搬するといった身体に負担のかかる苦渋作業が軽減されることで、高齢の方や女性の方も働きやすくなります。

 

生産性の向上

ロボットの場合、夜間休日関係なく作業ができるため、生産性の向上につながります。莫大な開発費用はかかりますが、人件費も削減できます。

 

工事品質の向上

人の場合、その人の熟練度によって品質が異なりますが、ロボットの作業精度は高くミスは少ないため、いつでも品質の高い工事が行えます。

 

非接触の作業が可能

人と人ができるだけ接触しない環境は、新型コロナウイルスの脅威がある限り必須といえます。

ロボットでの作業により、それがかなえられます。

 

建設ロボットの課題

一方建設ロボット導入には以下のような課題もあります。

 

開発、導入コストが大きい

ロボットを研究、開発するには多大なコストがかかり、導入した際にも技術者の育成や安全対策費など、かなりコストがかかります。ロボット導入により、人が行うよりもコストが大きくなることもあり得ます。

オペレーター、管理者が必要

自動で動くといっても、当然ながらロボットを操作するオペレーターや管理者が必要になります。ロボット関連の技術を習得している新たな人材を多数育成しなくてはなりません。

あとがき

2025年というと、現在は2021年のため、もう5年ありません。

現場によっては、人材不足により、行えない工事がでてくるのではないかと懸念されています。また、人員が不足したまま作業を行うと事故や施工ミスが起こる可能性が高くなり、施主にとってもこれは大きな問題といえるでしょう。

数年間でどこまで建設ロボットの導入が進み、オペレーターや管理者育成も進むのか。

高級タワーマンションでも施工ミスが頻発する中、急務の課題といえそうです。

ペット可の賃貸

ペット可の賃貸でよくあるトラブルと、その対策方法を徹底解説

 

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ペット可賃貸物件でも、意外とペットに関するトラブルが起こることがあります。
みなさんは、問題に発展しやすいトラブルがどういったものであるかご存知でしょうか?

大切なペットと安心して暮らすために、よくある事例を知り対策をしておく必要があるでしょう。

そこで今回は、ペット可の賃貸物件でよくあるトラブルと、その対策方法について解説します。
賃貸物件でペットを飼いたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 1.ペット可賃貸でよくあるトラブルと対策法

  • 2.ペット可賃貸でのトラブル事例や対策を理解しておくことが大切

ペット可賃貸でよくあるトラブルと対策法

ここでは、ペット可の賃貸物件で起こりやすいトラブルと、その対策法について詳しく解説していきます。
賃貸物件でのペット飼育を検討している人は、問題を未然に防ぐためのポイントを押さえておきましょう。

 

足音に関するトラブルと対策

ペットの走り回る足音をめぐって、住人との揉め事に発展してしまうことがあります。
特にマンションやアパートでは、下の階への足音は響きやすいので昼夜問わず足音が聞こえていると住人の生活に支障が出てしまう可能性があるでしょう。
そのため、ペット可賃貸であっても足音への対策が必要です。

ペットの足音に関する対策の1つが、床に防音マットやカーペットを敷くことです。
ラグタイプやタイルカーペットなど多くの種類がありますので、ペットの飼育状況に合わせて選択することをおすすめします。

また、ペットがフローリングなどの床に引っかき傷を付けてしまうことも考えられるでしょう。

床に傷を付けてしまうと、退去時の原状回復で請求される費用が高くなってしまう可能性があります。
マットやカーペットはペットの足音だけでなく床への傷対策としても有効ですので、賃貸物件でペットを飼育する際には準備しておきましょう。

 

鳴き声に関するトラブルと対策

ペット可の賃貸物件で起こりやすい問題の1つが、ペットの鳴き声による騒音です。
特に深夜などの静かな時間帯は鳴き声が響きやすく、近隣住民から苦情が入ってしまう恐れがあります。
また、「普段から大人しいペットなのに、うるさいと言われる」という場合、飼い主が外出中に鳴き続けている可能性が考えられます。

飼育するペットが頻繁に無駄吠えをする場合は、しつけが大切です。
運動や散歩でストレスを軽減させたり、他の人や動物と楽しく触れ合って慣れさせたり、吠える原因となるものを排除したりするなどの対策が考えられます。

自身でのしつけが難しい場合は、プロに相談してみるとよいでしょう。

さらに、引越し時にアパートの上下左右の住人に挨拶してペットを飼育する旨を伝えておくことも大切です。
ペット可の物件であっても、すべての住人がペットを飼っているとは限りません。
「お互い様」という気持ちに甘えずに、きちんとリスク対策をすることが住人同士の揉め事を防ぐことにつながるでしょう。

 

においに関するトラブルと対策

ペット可賃貸で起こりやすいトラブルとして、「におい」に関連するものが挙げられます。
犬や猫などの動物と一緒に暮らしていると意外と気付きにくいのですが、他の方々には気になるにおいが発生していて、近隣住民の迷惑となっていることもあるのです。

不快に感じやすい主なにおいは、ペットの排泄物と体臭です。
においを抑えるためには、排泄物をこまめに捨てて、清潔な状態を保つことが大切です。
消臭効果のあるトイレスプレーなど、消臭グッズも役立つでしょう。

また、定期的にペットの体を洗い、体臭予防に努めることも大切です。
さらに、部屋ににおいがこもらないように、こまめに換気や掃除を行いましょう。

 

共用スペースを汚すなどのトラブルと対策

犬などのペットが賃貸マンションの共用スペースに粗相をしてしまったり、走り回ったりしていまい、近隣住民から苦情がきて問題になってしまうケースがあります。
共用スペースでは抱きかかえて移動するなど、他の住人の迷惑にならないような対策をする必要があるでしょう。

また、飼い主に悪気がなくても、知らずのうちに他の人に迷惑をかけているケースがあります。
たとえば、ベランダでブラッシングをして、抜けた毛が他の住人のベランダに飛んでしまい汚してしまうケースなど。

ペットを飼育する場合は、ペット可物件であっても他人の迷惑にならないような配慮が必要だといえるでしょう。
物件によってはベランダでの飼育が禁止されていることがありますので、決められている飼育ルールについても確認しておくことが大切です。

 

人に飛びかかる・人を噛むなどのトラブルと対策

ペットが人に飛びかかったり、または噛みついてしまったりして相手にけがをさせてしまった結果、飼い主に損害賠償を請求する裁判に発展してしまったケースもあります。

そのため、廊下などの共用部分で人が近付いてきたときは特に、ペットが飛びかからないような対策をする必要があります。

日頃からきちんとしつけをすることはもちろん、外出時は必ずリードを付ける・人と会う可能性がある場所ではリードを短めに持つなどの対応を心がけましょう。

 

契約違反に関するトラブルと対策

ペット可の賃貸物件であっても、飼育できるペットの種類や頭数などの条件が決められていることがあります。
したがって、「ペット可」となっているからといって、どんなペットでも自由に飼育して良いわけではありません。

たとえば、小型犬1匹のみという契約をしているのに猫を飼っていれば、契約違反となってしまいます。
大切なペットと安心して暮らすためには、自身の飼育状況に合う物件を探し、決められたルールを守って飼育することが大切です。

飼育条件について詳しく知りたい場合は、不動産会社に確認してみましょう。

また、ペットを飼育していると室内に傷がつきやすいことなどから、退去時の敷金や原状回復費用をめぐって予想以上の費用がかかる場合があります。
ペット可物件では、敷金が償却となっていたり、退去時のクリーニング費用が高めに設定されていたりすることがありますので、事前に賃貸借契約書の内容をきちんと確認しておくことが重要です。

わからないことがあれば、契約前に不動産会社に相談しましょう。

さらに、飼育できるペットの頭数に制限が設けられている場合は、ペットが子どもを産んで頭数が増えた場合のことも確認しておくことをおすすめします。
大家さんや不動産会社との間で追加の取り決めがあった場合などは、その旨が契約書に追記されているかどうかもしっかり確認しておきましょう。

 

ペット可賃貸でのトラブル事例や対策を理解しておくことが大切

ペット可賃貸であっても、ペットに関連するトラブルは起こり得ます。
未然に防ぐためには、ペットの飼育によるトラブル事例を知り、きちんと対策をしておくことが大切です。

また、日頃のしつけや対策をしっかりと行うことはもちろん、飼育状況に合った物件探しも重要です。
ルールやマナーを守り、近隣住民と良好な関係を築きながら、大切なペットと暮らしましょう

雨の日の外壁塗装

雨の日でも外壁塗装はできる?天気や湿度が及ぼす影響とは

外壁塗装工事は1年を通して施工可能です。しかし、必ず避けなければいけない気象条件に雨の日があります。

「雨の日でも外壁塗装はできるんじゃない?」「ちゃんとシートを被せれば大丈夫では?」と思う方もいらっしゃると思いますが、雨の日に外壁塗装を行うことは外壁塗装業界では避けた方が良いといわれています。

そこで今回は、雨の日の外壁塗装工事について雨が塗装に与える悪影響のほか、雨の日でも出来る工程などを解説します。

 

雨の日は外壁塗装工事を行わないほうが良い

雨の日

一般的に、雨の日は外壁塗装工事を行わないほうが良いといわれています。

外壁塗装では雨などの水分は大敵です。外壁塗装に使用される塗料の使用条件として、湿度85%以上、気温5℃以下の場合は避けてください」という注意書きがあります。

雨の日は天候が不安定なため湿度が変動しやすく湿度85%以上になることも多いため、雨の日の外壁塗装工事は避けた方が良いでしょう。

さらに雨の日は足場の上も滑りやすく、作業に支障が出てしまうこともあります。

また、湿度が高く気温が低い気象条件では塗料の乾きも悪くなるため、最終的な仕上がりにも影響する可能性があります。

このような理由から、通常の外壁塗装業者であれば雨の日には塗装作業を行うことはありません。しかし中には雨の日でも作業を行う悪徳業者もいますので、注意が必要です。

 

雨の日に塗装以外の工程を行うのは問題ない

雨の日に塗装以外の工程を行うことには問題ありません

外壁塗装全体の工程には塗装以外にも高圧洗浄や下地調整、養生などの工程があります。これらの工程は雨の影響を受けづらく、雨が降っていても通常通り行うことができます。

そのため外壁塗装工事に雨が降ってきた場合は塗装作業を中止し、塗装以外の工程を塗装の代わりに行います。

 

雨が外壁塗装に与える5つの悪影響

外壁の塗装作業

雨が外壁塗装に与える悪影響として、耐久性の低下や仕上がりが悪くなる・工期が延びてしまうなどがあります。

ここでは、雨の日に外壁塗装工事を行った場合に想定される外壁塗装への5つの悪影響について解説します。

 

1 塗料に雨水が混ざり、耐久性が低下する

塗料に雨水が混入することにより、塗料本来の耐久性が弱まってしまう可能性があります。

外壁塗装で使用する塗料には、水で希釈する水性塗料とシンナーなどの有機溶剤で希釈する油性塗料があります。それぞれ塗料メーカーによって希釈率が定められているため、塗料への雨水混入を避ける必要があります。

また、水性塗料であっても余分な雨水が混ざってしまうことで希釈率が変わります。希釈率が守られていない塗料は本来の耐久性を発揮することが出来なくなり、塗装後の不具合につながります。

 

2 湿気により乾燥時間が大幅にかかる

雨の日には湿度が高くなるため、塗膜の形成に必要な乾燥時間が通常よりも必要になります。

先述の通り、外壁塗装に使用する塗料には塗装する際の気象条件が設定されています。気象条件を守らずに塗装を行なった場合には、湿気などの影響により大幅に時間がかかることがあります。

また、塗装の各工程にそれぞれ時間がかかるため、外壁塗装工事全体の工期が延びる可能性があります。

 

3 塗装後に雨水が付着してしまい、仕上がりが汚くなる

塗装後の外壁に雨水が付着することで、仕上がりが汚くなることがあります。

塗装を行ってから塗料が硬化、乾燥するまでにはいくつかの段階があります。

塗膜の表面が硬化していない状態で雨が降った場合には、新しい塗膜に雨水が付着したり部分的に流れてしまうことがあります。

その結果、最終的な仕上がりに塗装ムラが発生してしまったり、外壁全体がまだら模様になってしまうことにも繋がります。

 

4 塗膜が形成されずに浮きやクラック(ひび割れ)の原因となる

雨水の混入や湿気により塗膜が形成されず、塗装面の浮きやクラックの原因となる可能性があります。

外壁塗装では塗装工程に3回塗り(または2回塗り)を採用しています。

全ての工程では、必ず塗装後にしっかりと乾燥させなくてはいけません。しかし雨の影響などで乾燥が遅れてしまうことで不完全な塗膜ができてしまうことがあります。

不完全な塗膜が形成されてしまった場合には、塗膜の浮きやひび割れの原因となることがあります。

 

5 工期が延長する可能性が高い

外壁塗装の工期中に雨が降ることで、工期が延長する可能性が高くなります

雨の日にできる作業は限られているため、雨の日が続いてしまうと工程に遅れが出てしまいます。

さらに塗装作業中に雨が降ってきた場合は耐久性や仕上がりが悪くなることがあるので、それらを防ぐためにその日の降水確率などを考慮して作業を進める必要があります。

また、塗料が乾燥する前に雨にあたってしまうとその後の手直しに多くの時間と労力が必要になるので、天候が悪くなる可能性がある場合には作業を中断することもあります。

 

雨の日の外壁塗装で大失敗!実際に起きたトラブル事例

外壁の塗装作業

雨の日の外壁塗装はさまざまなトラブルに繋がります。ここでは、雨にも関わらず外壁塗装を行ったことにより起こったトラブルの事例について紹介します。

 

1 塗装後1年で塗膜が剝がれてきてしまった

このようなトラブルの場合は、塗料に雨水が混入したことでうまく塗膜が形成されなかった可能性があります。

外壁塗装で使用する塗料には、メーカー側が定めた希釈率があります。塗料に雨水が混入することで希釈率が変わり、塗料本来の性能が発揮されにくくなります。

このようなトラブルを避けるには、気象条件を守ることが大切です。雨の日には絶対に塗装を行わず、雨が降ってきたら塗装を中断してもらう必要があります。

 

2 塗装後の仕上がりに塗りムラがあった

外壁塗装後の仕上がりに塗りムラができてしまった原因として、塗料が完全に乾ききらないうちに雨が当たったことが挙げられます。

外壁塗装では、塗料が乾燥して硬化するまでに必要な時間が決まってきます。気象条件によっても変動することはありますが、乾燥時間をしっかりと確保して作業を進めることが大事です。

しかし塗膜が乾燥する前に雨が当たってしまうと乾いていない塗料が雨で流されてしまい、外壁全体を見渡した際に塗装の塗りムラとして見えることがあります。

そのため、乾燥前に雨が当たってしまった場合には塗りムラを防ぐために再塗装を行います。

 

3 悪徳業者に依頼をしてしまい雨の日に塗装をされてしまった

悪徳業者の場合、雨の日でも塗装作業を行うことがあります。
特に外壁塗装の費用相場よりも安い金額で依頼をした場合には注意が必要です。

塗装作業を行う職人への費用が少ないために、多少の雨や天候が悪い日でも作業を進めなければいけなくなります。

雨の日に塗装を行うことで発生した塗膜の剥がれやクラック、塗りムラなどに関しても、悪徳業者の場合は対応をしなかったり、再塗装の費用などを別途請求することもあるようです。

 

外壁塗装工事中に雨が降ってきてしまったら?

ベランダ

外壁塗装工事中に雨が降ってきてしまった場合には、速やかに塗装作業を中断することが大事です。

しかし通り雨やゲリラ豪雨的な突発的な雨は、天気予報に注意していても避けることが難しいことがあります。

このような場合であってもすぐに塗装作業を中断する必要があり、塗料が乾ききっていない外壁に雨が当たらないように養生シートで隠してもらうなどの対策が必要になります。

 

工期が延びたとしても追加料金はかからない

雨などが原因で外壁塗装の工期が延びたとしても、追加料金はかかりません

一般的に外壁塗装の工期は雨などで作業ができない日を想定して余裕を持った工程で組まれています。

雨だけでなく湿度や気温によっても作業ができない日もあるため、工期が延びてしまうことはよくあります。

このような原因で外壁塗装の工期が延びたとしても、人件費などの追加料金などは基本的にかかりません。

雨の影響を防ぐための注意点

外壁塗装のための養生と足場

雨の影響を防ぐためには塗装業者に任せっきりにするのではなく、施主側が注意することもあります。ここでは外壁塗装工事中に施主が注意するポイントについて解説します。

 

雨が降ってきたら作業を中断してもらう

外壁塗装工事中に雨が降ってきたら、施工業者に作業を中断してもらいましょう

施工業者は天候をチェックしながら工程を進めることが一般的ですが、中にはごまかしながら作業を続ける業者もいます。雨が降ってきたなと感じたら、施主側から作業の中断を依頼したほうが良いでしょう。

雨が降っているのにも関わらず塗装作業を中断してもらえない場合には、外壁塗装の保証期間の延長などを交渉することが大事です。

雨の影響は塗装後すぐには現れにくいため、数年後の不具合にも対応してもらえる保証が必要になります。

 

雨の中で塗装工程を行っていないか確認する

外壁塗装工事の中には雨の日でも作業ができる工程があり、塗装以外の工程であれば天候に関係なく作業を進めることができます。

しかし雨の日に塗装工程を行なっていないかをチェックすることが大切です。雨の日に塗装作業をしてしまうと悪影響が生じるだけでなく、外壁塗装本来の性能が発揮されなくなってしまいます。

 

雨の後に塗装状態を確認し業者と今後の方針を決める

塗料が乾き切らないうちに雨が降ってきた場合、雨が上がった後で外壁の状態をしっかりと確認することが大事です。

雨による影響が見られた場合には、今後の対処方法などを塗装業者に説明してもらいましょう。

また、少しでも不安なことや気になることがある場合には、直ぐに塗装業者に相談することでトラブル防止につながります。

まとめ

雨の日の外壁塗装工事は基本的に中断してもらうことが大事です。

雨の日でも作業できる工程もありますが、塗装作業を行っていないかなどのチェックは欠かせません。

雨による影響は塗装後すぐに現れることは少なく、数年後に塗膜の剥がれ浮きクラックなどの症状が発生することに繋がります。

しかし工事期間中の作業すべてを確認することは難しいので、信頼できる塗装業者に依頼することが外壁塗装を成功させる上では重要なポイントになります。

賃貸退去トラブル

画びょうやピンの穴はOK…? 不動産専門家が教える! 賃貸退去トラブルを避ける方法と対処法

秋は企業の転勤等で引っ越しが多くなるシーズンです。
旧居を引き払う際に、どのような点に注意すればいいのでしょうか? 知らずにいると退去費用がかさんで大損することになりかねません。
そこで今回は、退去費用で勘違いしがちな項目や、注意しないと退去費用が高くなってしまうポイントなどについてです。

大部分の人が泣き寝入り…。高額な退去費用を払っている!?

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――不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」が、5年以内に賃貸物件からの引っ越しを経験した1075名を対象に実施したアンケート「退去費用は入居者負担?間違えがち項目ランキング」(※1)によると、賃貸物件の退去費用について「納得がいかなかった」という声が半数以上の51.6%を占めています。どんな点で納得がいかなかったと感じる人が多いのでしょう?

渋谷さん 大きく分けると2つあると思います。ひとつは、入居時からあった傷や汚れなのに請求されてしまったというもの。

 

もうひとつは、通常の生活を送る中で生じてしまった物件の傷みや損傷である「通常損耗」や、時間が経過したことにより設備が劣化した「経年劣化」であるはずなのに、請求されてしまったというものですね。

――「納得がいかず交渉をして減額となった」という人は、51.6%のうち、わずかに10.9%です。

渋谷さん この数字から、納得がいかなかった人の大部分が泣き寝入りして支払っていることがわかります。また納得するしない以前に、何も考えずに払ってしまっている人も一定数いると推測できますね。

 

入居者が負担しなくてもいい費用とは?

まず、負担しなくてもいい費用であるにも関わらず、知らない人が多いのはどのような項目??

 

最も多かったのが「ポスター等を貼ったことによる画びょうやピンの穴」です。

そのあとに、「家具を設置したことによる床や壁のへこみや跡」「冷蔵庫設置による壁やけ」

これらはすべて、先ほども紹介した「通常損耗」にあたります。

たとえば、部屋にポスターやカレンダーを画びょうで貼ったり、家具や冷蔵庫を設置したりするのは、ほとんどの人が普通に行うもの。

つまり「通常損耗」ということになります。

 

ここで知っておいていただきたいのが、国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改定版)」(※2、以下:ガイドライン)の存在です。

ガイドラインには、原状回復義務の考え方をはじめ、賃借人の負担対象範囲やトラブル解決に関する制度や判例の動向などが掲載されています。

全169ページもあるため、すべてを把握するのはなかなか難しいですが、ぜひポイントを押さえておいてほしいです。

 

重要なポイントは?

住んでいる年数に合わせて負担すべき割合が明確に決まっているという点です。

たとえば床の傷について、入居1年でつけた人と入居10年でつけた人の負担額が一緒では公平性を欠きますよね。ガイドラインと照らし合わせて、自分は○年住んだから負担額は何%くらいである、と目安にすることができるのです。

 

たとえば、壁紙やカーペットの法定耐用年数は6年と規定されています。

その物件に6年以上住み退去するのであれば、壁紙やカーペットの残存価値は1円と評価されるため、借主の故意・過失による破損などがなければ、原状回復するための費用を支払う必要はないということになるのです。

 

原状回復とは、どのような状態?

入居したとき同じ状態に戻すという意味ではありません。

ガイドラインでは「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損(損耗等)を復旧すること」と定義しています。

 

つまり、明らかに通常使用の結果とはいえない不注意でできた傷や、清掃を怠って放置したことで発生したカビや汚れなどについては、借主が原状回復のための費用を負担する対象になりますよ、ということなのです。

 

入居者が負担しなければならない費用とは?

入居者が負担すべき費用であるにも関わらず、負担しなくていいと勘違いする人が多かった主な項目

渋谷さん もっとも勘違いしている人が多かったのが「専用庭の雑草処理」で、その後、「雨の吹き込みによる床の色落ち」「(物件構造に起因しない)結露によるカビ・シミ」「エアコンの水漏れによる床の傷み」「水回りの水垢やカビ」と続きます。

 

借りた物件に専用庭が付いていた場合、入居者が庭の管理責任を負わなければなりません。

専用庭は、住人全員で使う共用部ではなく、専有部です。つまり入居者が適切に管理すべき場所となります。

そのため退去時に雑草が生い茂っていた場合、処理費用は入居者負担となるのです。

また「雨の吹き込みによる床の色落ち」、「結露によるカビ・シミ」、「エアコンの水漏れによる床の傷み」などは、いずれも拭き取るといった処置をせず、放置したことが原因で発生しているため、通常損耗にはあたらず、入居者が原状回復費用を請求される可能性が高くなります。

この結果を見ていただければわかると思いますが、すべては適切な管理を怠ったことが原因になっているものばかりです。

たとえば、専用庭の草については定期的に刈っておく、雨の吹き込みも濡れた日に拭いておくといった具合に、その事象が起きときに手入れをしたり、大家や管理会社に通知したりして対処していれば防げたはずですから。

 

それでは、退去トラブルを防ぐために心がけたほうがいいこと、

もし思いがけず高い退去費用を請求された際にはどのような対応をすればいいか。

POINT1 退去に備えて入居時から準備をしておく

トラブルの多くは退去時の費用に納得できないことで起こることから、つい退去時の問題と思いがちです。ですが、じつは入居時から始まっている問題でもあるのです。ですから、入居時から退去に備えて準備しておくことが大切です。たとえば、不動産会社から渡される「入居時チェックリスト」にしっかり記入して返送しておく、入居時からすでにある傷や損耗などをスマホ等で撮影し、記録に残しておくなど。面倒くさがらずにしっかり対応しておきましょう。

POINT2 大家さんや管理会社との連絡を密にする

ガイドラインは国の指針ではありますが法律ではありません。そのため、大家さんや管理会社によって基準が異なっているのが現状です。

「これは大丈夫だろう」と勝手に判断せずに、何か疑問がある場合はすぐに相談することを心がけてほしいです。

たとえば、壁に釘を打っていいのか、床に傷をつけてしまったけれど修理したほうがいいのか、など。

退去時に伝えるのではなく、その都度、相談して承諾をもらうようにしましょう。

POINT3 ゼロゼロ物件には要注意

ゼロゼロ物件とよばれる「敷金0」「礼金0」の物件は、敷金・礼金の支払いがない分、初期費用が安く済むというメリットがあります。

その一方で、家賃が割高に設定されていたり、退去時にクリーニングやリフォーム費用を別途支払わなければならなかったりする可能性もあります。メリットだけでなく、デメリットがあることも覚えておいてほしいです。

POINT4 困ったら専門家に相談する

不動産会社には退去費用の内訳について説明する義務があります。

もし思いがけず高い退去費用を請求された場合は、明細書を出してもらってください。

納得できない場合は、明細書をもとに弁護士や国民生活センターなどに専門家に相談してみるのもよいでしょう。また、支払ってしまったあとでも少額訴訟などで取り戻せる可能性があるので、諦めないでください。