株式会社Y's upの建設業ブログ

外壁塗装の虫対策!

 

外壁塗装をこれから行う予定だという方や、数年後に行うことを検討中だという方にとって、
まさか工事後に虫が寄ってきやすくなるなんて思いませんよね。
せっかく、綺麗にしてもらったのに外壁に虫がくっついていたらガッカリですよね・・・

しかし、どんなにベテランの職人さんであっても、
外壁塗装後に虫が付着してしまうのを完全に防ぐのは意外と難しいんです。
よくある事例としては、塗装後の乾燥時間の間に虫が付着してしまってそのまま乾くパターンです。

 

なぜか上塗り後に寄ってくる虫たち。
外壁塗装後にこのような事態になってしまったとしても職人さんが綺麗に対策してくれるので安心ですが、
我々からしたら、どうにか予防できないかと思ってしまいますよね。

 

これからそんな外壁塗装における虫対策について、
いくつかの方法をご紹介させていただきたいと思います。
では、見ていきましょう!

虫対策その1,職人さんによるペーパー補修

外壁塗装後は、必ず塗料を乾燥させる時間を設けます。
しかし乾燥させる前に、虫が付着してしまうというパターンがよくある事例ですね。
仮に、しっかりと乾燥していない状態で虫が付着すると、外壁に黒い斑点がついているように見えてしまいます。
このような場合の対策ですが、職人さんが塗装後にペーパーを当てて補修します。
この時、一気には吹かずに慎重に少しずつ進行するようにします。

 

虫対策その2,水性塗料に変更する

外壁塗装や屋根塗装で使用される塗料には、油性塗料と水性塗料の2種類があります。
このうち、水性塗料に関しては油性に比べて、虫が寄り付きづらい傾向があります。
可能であるならば、水性塗料を使用するという方法もあるかと思います。

 

虫対策その3,虫が寄りにくい色を使用する

そもそも、外壁の色によっても虫が寄りづらかったり、寄りやすかったりします。
これは、虫の種類などによっても変わってくると思いますが、
カブトムシなどの甲虫類は白を認識できるのに対して、蝶などは紫外線や赤外線も見えるようです。
また、蜂も蝶と同様のようですが、赤や紫と言った色は見え難いとされています。

 

また、蝶や蜂は特に黄色をハッキリと認識します。
そのため、黄色やオレンジといった色は虫を寄せやすいと言えるでしょう。
実際に、外壁をこのような色にする事例はあまりないとは思いますが、黄色味がかったカラーをご希望の場合には注意が必要です。

虫対策その4,LEDライトに変更

虫は紫外線を認識すると先ほどご説明させていただきました。
そのため、太陽光や月明かりに反応したり、光によく集まっているのを目にすると思います。
そういえば、夜の公園に設置されている外灯に多くの虫が集まっているのを目にしますよね。

このような虫の特性を理解すると、
屋外にライトを設置する場合や屋内の蛍光灯などをLEDのものに変更すると酔ってきづらくなります。
特に1回にお住いの方でベランダや庭、玄関先にライトを設置しているような場合には一度、LEDに変えてみてはいかがでしょうか?

虫対策その5,防虫塗料を使用する

以前から、シロアリやキクイムシのような害虫対策の防虫塗料は発売されていましたが、
外から寄ってくる虫対策となる塗料はありませんでした。
しかし、なんと関西ペイントさんから虫除け塗料「アレスムシヨケクリーン」なるものが最近は発売されています。

この塗料は、
外壁塗料とは異なり、虫除け効果のあるもので、室内の壁やバルコニーの壁、
そして玄関周りなどにも使用できるようです。
ちなみに、塗装後は白いですが、時間が経つと透明になります。

 

虫除け効果のある虫として、
ユスリカ、ウンカ、ヨカバイ、チョウバエ、キイロショウジョウバエ、蛾、羽アリ、白アリ、ハチ、クモ、カメムシ、
ブヨ(ブユ)、アブ、タンスの虫らが挙げられています。
真夏など、小さな虫が増える時期には屋内でも活躍してくれそうです。

外壁塗装に虫が付着する理由とは?

・外壁塗装後に虫が付着する理由

ここまで外壁塗装における虫の付着に関する対策方法についてご紹介させていただきました。
では、なぜ虫が外壁に寄ってくるのでしょうか?
その理由について知ることも大切です。

ここで、ハッキリとした理由についてご説明したいところですが、
実は、明らかにはなっていないようなんです。
しかし、虫が外壁塗料に含まれている水分やシンナー・トルエンなどに反応して寄ってきている可能性が示唆されています。

外壁塗装後に虫が付着してしまう、
虫が寄ってきてしまうハッキリとした理由はないものの、解決するための対策方法はいくつかあると思います。
完全な方法ではないものの、少なからず効果はあるものです。
是非、今お悩みの方は事前にチェックしておきましょう!

外壁の虫対策には色や光で対抗しよう!

結局のところ、虫は色や紫外線などに反応して寄ってくることが分かりました。
そのため、白や青、紫など紫外線を反射させやすい色を採用した外壁には虫が集まりやすい傾向にあります。
したがって、外壁の色を決定する時から虫対策を頭に入れておくとベストかと思います。

また、
先ほどもご説明した通り、紫外線をほとんど出さないLEDライトに変更することで、
虫が寄ってこなくなったという事例もたくさんあります。
まずは、すぐにできる対策から始めるというのがオススメです。

外壁塗装における虫対策についてまとめ

今回は、外壁塗装後に虫が付着してしまう、虫が寄ってきやすくなったというお悩みを抱えた方に向けて、
どのような対策方法があるのかをご紹介させていただきました。
少しは解決の糸口は見つけられたでしょうか?

大家さん必見!よくあるトラブル対策

賃貸管理でよく起こるトラブル事例と対処法を解説!!

 

騒音やペット無断飼育など、近年増加傾向にあるトラブルが発生した場合、どのように対処すればいいのでしょうか?

賃貸管理で起こりうるトラブル事例の対処法!

 

・ペットがNGな物件で入居者がペットを飼っていた場合明け渡しを求められるのか?

 

 

契約書の禁止条項に該当しても、必ず解除可能とは限らない!

賃貸契約を解除するためには、単に契約違反というだけでなく信頼関係の破壊という要件を満たす必要があります。

しかし、ペットが家族の一員という認識も社会に広がりつつある現在、ペットの無断飼育が信頼関係の破壊に該当するとは言い切れません。

裁判では、ペットの種類、頭数、飼育の実態、契約違反の悪質性、物件や近隣へ具体的にどのような損害が発生しているか等の

具体的な事情を考慮して、契約の解除が相当な事案かどうか判断されます。

 

・上階住人の足音が響いてうるさいから強く注意してほしい

事実確認、発信源の特定、対応方法の検討は慎重に!!

入居者が受忍限度を超える騒音を発している場合、直ちに騒音を止めるよう求め、程度によっては契約解除、建物明渡請求を検討する事があります。

しかし騒音トラブルの対応方法は慎重に考えなければなりません。人によって音に対する敏感度合いは様々で、被害を訴えている方の

話を鵜呑みにすると、客観的な状況を掴み損ねる恐れがあります。

また、マンションにおける音の伝わり方は単純ではなく、音のする部屋とは全く違う部屋が発信源という場合もあります。

そのため、不用意に犯人と決め付けて厳しく注意してしまうと、余計なトラブルを招くことにもなりえます。

 

・家賃滞納

家賃滞納も近年増えているトラブルです。一時的に払えない、もしくは必ず払う意思がある場合は待ったほうがいいこともあります。

しかし、明らかに払う意思がなく開き直ってる場合早い対応が必要です。

まずは、電話や催促状、請求書の送付、訪問などで支払いの交渉をしましょう。それでも、応じない場合は、連帯保証人に連絡をして

督促状を送付します。

このような交渉をしても家賃滞納が続くようであれば、強制退去の法的手続きをとるしかありません。

 

・汚部屋

報道番組でもたまに特集が組まれるような、賃貸物件が汚部屋になってしまうトラブルも少なくありません。

近隣入居者から異臭がする、ゴミがベランダまであふれているなどの、クレームで発覚することが多いトラブルです。

場合によっては、フローリングや壁の腐食、室内設備の故障などのトラブルに発展します。

ただし、たとえゴミであっても入居者の所有物になります。

大家さんであっても勝手に捨てることはできません。そのため、〇〇日までにごみを処分してください、期日までに対応がなければ処分並びに

賃借契約解除を行いますなどの、内容証明郵便を送りましょう。

内容証明を送ってもごみを処分する権利はありませんが、合法的に対応をすることが可能です。

 

・家賃の値下げ交渉

入居を検討している人や長年住んでいる入居者は家賃の値下げを交渉してくる場合があります。

この場合、家賃を下げる気はないとしてもまずは検討している態度をとりましょう。そして、周辺の家賃相場や共用部分で劣化してる部分はないか確認しましょう。

家賃相場と、同党だったり、設備や共有部分に不具合がなかったりするのであれば値下げの必要はありません。ただし、

設備に不具合があったり管理がずさんだったりするとクレームになってしまうことがあります。

日頃から、値下げ交渉に繋がらないようにきちんと対処をしておくことも大切です。

 

まとめ

賃貸管理は、文字どおり事業の経営です。

大切な自分の資産を活用して事業を行うのですからまずは賃貸経営のメリット・デメリットの理解に努めましょう。

そして、管理会社任せ、人任せにせず、事業計画を入念に立てて見通しを付けたうえで、賃貸経営をスタートしましょう。