2024年07月26日
先日、痛ましいニュースを目にしました。
以前からベランダや窓から子供の転落事故については注意喚起がされていました。
ドアや窓の経年劣化なども事故の原因になるといいます。子供の安全を守るためにも、窓やベランダなどのリスクについて考えましょう。
窓やベランダからの転落事故は、1歳と3・4歳の子供に多い
子供は成長するにつれて活動範囲が広くなり、好奇心から大人の予想を超える行動をすることがあります。
政府広告オンラインに紹介されていた事例としては、
・子供だけ部屋にいて、網戸によりかかる
・ソファなど足場になるものから窓枠まで登る
・ベランダの手すりに掴まっていて前のめりになって転落
・ベランダの室外機に上り、手すりを越えて転落
事故事例から分かることは、子供だけで部屋にいるときに窓が開いている場合や、窓やベランダの手すりまで足場を使って登れる場合でリスクが高くなります。
子供の転落事故を防止するためのポイントは?
子供の転落事故を防ぐには、窓やベランダの周辺でリスクの高い環境を作らないことが大事です。
対策としては、
1.補助錠を付ける
ポイントは子供のての届かない位置に補助錠を付ける事
2.ベランダにはモノを置かないプランターや椅子、段ボールが足場になるのでできるだけモノを置かないこと。
エアコンの室外機は置かざるおえないので室外機を手すりから60センチ以上離すか子供だけでベランダに出ないようにする。
3.室内の窓の近くにモノを置かない
ソファやベッドなどが足場になるので、窓に近い足場に家具を置かないように配置を工夫する。
4.窓、網戸、ベランダの手すりなどに劣化がないかを定期的に確認する。
網戸が外れやすくなってないか定期的に確認をする。
子供の見守り・子供の教育
1.子供だけを残して外出しない
5分~10分で戻るからと子供を残して外出していませんか?
子供は、家に保護者がいないと不安になり走り出します。窓の鍵を開けたり、ベランダから外の様子をのぞき込んだりするかもしれません。
2.子供だけでベランダに出さない
ベランダが子供の遊び場になっていませんか?
転落事故は子供がベランダで遊んでいるときに多く発生します。
子供は外から聞こえてくる電車や車の音、家族や友達の声、犬の鳴き声などに反応し、音のする方見ようとしてベランダから身を乗り出して転落することがあります。
転落事故はあっという間に起きてしまいます。少しくらい目を離しても大丈夫だろうという思い込みは禁物。
日ごろから窓やベランダの傍にはモノを置かない、窓をロックする、作や手すりの老朽化をチェックするなどを習慣化していきましょう。
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