株式会社Y's upの建設業ブログ

屋根塗装

屋根塗装の流れや屋根の種類を紹介!塗り替えがお得な時期はあるのか?

外装塗装とセットで行われることの多い屋根塗装。屋根も外壁と同様多くの紫外線を浴び、雨や風にさらされてるお住いの中で最もダメージを受けやすい部分です。

また普段目にする機会が少ないことから、気が付いた時には劣化がかなり進行していたというケースもあります。雨漏りがないから大丈夫ということはありません。

 

・主な屋根の種類

屋根といっても、屋根材にはいくつかの種類があります種類によっては塗装の必要のないものもあります。ご自宅の屋根が何なのかを確認しましょう。

 

・ストレート屋根

薄い板状に加工された建築材の事です。

軽量の為耐震性に優れており、現在住宅の屋根で最も多く使われている素材です。この素材には防水性はなく徐々に塗装された表面の防水性が落ちてきますので新築から10年を

目安に塗り替えましょう。

 

・日本瓦・洋瓦

耐久性が高く、そもそも表面に塗料処理がされてないため、塗装のメンテナンスは必要ありません。破損した場合は1枚単位で交換します。

・セメント瓦

防水性を塗装に依存している為、定期的な塗装メンテナンスが必要となります。

 

・トタン屋根

亜鉛メッキの板を使用した屋根の事です。ベースが金属なので、塗装が必要な素材です。錆が発生しやすいため、錆を取り除くけれん作業をしっかり行っていきます。

 

・ガルバリウム屋根

ガルバリウム鋼板とはアルミニウム、亜鉛合金メッキ鋼板です。トタン屋根よりもさびにくく、耐久性が高いのが特徴です。

こんな場合は相場より高くなりがち

実際に見積もりを取ってみたら、相場より高い金額が出てきてしまった場合、以下の理由が考えられます。

1.高級塗料を使う場合

フッ素塗料、無機塗料などの高耐久性の塗料や、断熱・遮熱塗料といった高機能性の塗料を使う場合には、材料費が高くなります。

4-2.屋根の形や家の形が複雑で塗装面積が大きい場合

同じ30坪の住宅でも、形によって屋根、外壁の面積が異なります。形が複雑になる程、塗装面積が大きくなります。総2階の1Fと2Fがほぼ同じ作りをしたものが1番単純で、ベランダが大きく出ている、下屋根が大きい場合などは塗装面積が大きくなります。

4-3.屋根の勾配が大きい場合

屋根勾配が大きいと、屋根足場という特殊な足場が必要になります。屋根足場は、勾配の大きい屋根でも安全に作業できるものです。5寸(約26.5度)以上の勾配がある場合には、一般的に屋根足場が必要となります。

4-4.屋根、外壁が著しく傷んでしまっている

損傷が激しい場合、塗装作業だけでなく、一部補修作業などが必要な場合には、工事費用がその分高くなります。

例えば、以下の外壁はヒビ割れが見られます。このようなヒビ割れは雨漏りの原因となりますので補修が必要です。

外壁ひび割れ補修

 

5.屋根・外壁塗装の費用を抑える方法

屋根・外壁塗装は、お家のメンテナンスのために行う工事ですが、金額が大きいためなかなか実施に踏み切れないといった方も多いです。同じ品質の工事なら、できるだけ工事費用を抑えたいですよね。

そこで、屋根・外壁塗装の費用負担を少しでも減らす方法についていくつかご紹介いたします。

5-1.補助金を活用する

自治体の補助金制度が活用できる場合があります。工事費用の一部を補助してくれることがあるため、ご自身の住む自治体に条件等を問い合わせてみましょう。省エネ対策の一環として、遮熱塗装などで適用となる制度を設けている自治体もあります。

5-2.相見積もりをする

相見積もりとは、2,3社などの複数の業者から見積もりを出してもらうことです。相場感がわかり、値引き交渉などができる材料となります。業者も相見積もりがあるとわかっていると、少し金額を下げた見積もりで持ってくることもあります。

5-3.社内に職人がいる屋根・外壁塗装専門業者に依頼する

工事を下請けに任せている会社の場合、中間マージンを取っているため工事費用が高くなります。自社で職人を抱えている施工業者に依頼することで、リーズナブルに工事を行うことができます。

信頼できる外壁・屋根の塗装業者を見つける方法

優良業者を見つけるためには、いくつかのチェックポイントがあります。パンフレットや説明がよくても、実際に工事に入るとトラブルが多いという業者も稀にいますので注意が必要です。

  • 建築業許可、塗装技能士の資格有無
  • 自社施工が可能な業者か
  • 地域での施工事例はあるか

 

6.まとめ

屋根・外壁塗装工事の相場について、坪数ごと、単価を含めた実際の見積もり例を参考にご紹介いたしました。

【外壁と屋根の塗装費用相場】
坪数 費用相場
20 60~90万円
30 80~140万円
40 100~160万円
50 120~180万円
60 140~200万円

相場が分かっていれば、実際に業者に見積もりを取った際に、本当に契約を結んでも大丈夫かどうかの判断基準になります。

ご自身ですでにお見積もりを取っている場合も、これから見積もりを取ろうと思っている方も、本記事で解説した相場を参考にしていただければ安心して外壁や屋根の塗装を進められるはずです。

すでに各社に見積もりを取った後は、見積もり書の中身をきちんと確認しましょう。

見積書の書式は、各業者で異なりますが、工事項目についてはほとんど同じになります。これらの項目の単価と、使用する塗料の違いを比較することで、見積もり内容について業者の特徴がわかるようになります。

見積書の作り方で、丁寧な会社かわかることもありますので、金額、内容に納得した優良業者に依頼し、満足いく塗装工事にしましょう