株式会社Y's upの建設業ブログ

雨の日の安全対策

雨の日の作業安全対策☔

 

今日、気象庁は関東が梅雨入りしたと発表しました。

平年よりも15日ほど遅いようです。広範囲で大雨の恐れがあり、最新の気象情報に注意が必要ですね。

雨の作業において安全対策が欠かせません。建設現場やその他の作業現場では雨による危険が潜んでいる為、十分な注意が必要です。

 

雨の日の建設現場における注意点

雨による滑りやすさや視界の悪さなどに対応するため、特に足元の確保や、作業員同士のコミュニケーションを重視する必要があります。

雨の日は滑りやすいため、転倒や転落のリスクが高まります。作業場所の周囲には適切な足場を整え、滑りにくいシューズを着用しましょう。

特に屋根や高所での作業は、より慎重に行う必要があります。作業員同士で連携を取り、互いの安全を確保することも重要です。

 

次に、雨による視界の悪化にも注意が必要です。

雨滴や水しぶきで視界が妨げられることがありますので、安全帽や保護メガネを着用し、しっかりと作業を

行いましょう。作業現場での信号の確認や指示も特に雨の日には注意が必要です。

そして電気の使用にも注意が必要です。

雨水や湿気が原因で発生する漏電や感電のリスクが高まります。配線や電気機器の点検や交換は、雨が止んだ後に行うほうが安全です。

また、雨の中での電気作業は専門のスタッフに依頼することをおススメします。

 

雨の日の危険個所と対策

危険個所の1つは、通路や足場の滑りやすさです。雨天時には、足元が濡れて滑りやすくなるため歩いたり作業をする際に転倒するリスクが高まります。

対策として滑り止めマットやグリップ力のある作業靴の使用を推奨します。

もう一つとしては、雨水の溜まり具合です。

傾斜や、排水設備の問題により水たまりが深く足元が見えにくかったり水かさが深くなったりすることで作業時の事故が起こりやすくなります。

 

そして雨漏りによって作業場の床や作業機器が濡れることで滑りやすくなったり感電の恐れもあります。このような場合には、濡れた個所を速やかに乾かしたり

修理するなどの対策が必要です。

 

最後に

大雨や台風など悪天候が予想される場合、安全の確保や資材を守るために賢明な判断を現場監督は下すことが求められます。

天気の急変や地震など予測不能な自然災害に

備えて現場での非常時の対応についても考えておく必要があるでしょう。

建設現場では、天候によって作業の進行が左右され労働者の作業の危険も変わってきます。現場監督は悪天候で工期が遅れることに焦って

作業を急ぐのではなく、作業員の安全を1番に考えることが大切です。