株式会社Y's upの建設業ブログ

外壁塗装は子供に影響するのか??

外壁塗装は赤ちゃんに影響するのか?配慮するポイントとは?

<外壁が汚れてきた><屋根や外壁に破損がみられる>など、外壁塗装の検討を始めた方にとって気になるのが、外装塗装をすることに従って発症する匂いや音による健康面での

影響。特に、赤ちゃんが生まれた、あるいはご近所のご家庭に赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃんの健康へ影響がないか心配になりますよね。

安心安全に外壁塗装をするためにはどんなことを気を付けたらいいのか思っている方もいるのではないでしょうか?

今回の記事を読んでご検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

 

外壁塗装は赤ちゃんに影響があるのか?

結論から言いますと100%安全ではありません。ただ、一定の配慮を行うことで影響が出る可能性を極力抑え、塗装工事を行うことは可能です。

 

赤ちゃんへの影響が考えられる工程と対策

 

 

 

 

 

 

 

外壁工事時に考えられる赤ちゃんへの影響を把握しておきましょう。大きく影響を与える点は、溶剤のにおいと塗装中の大きな音の2つです。

 

溶剤のにおい

臭いが気になる溶剤といえば、シンナーなどの有機溶剤があげられます。有機溶剤は、塗料の粘度の調整に使われるもので強い刺激臭がします。

呼吸によって長く吸ってしまうと、頭痛やめまい、吐き気、失神といった健康被害を引き起こす可能性があります。お酒を飲んで酔っ払ったような

感覚にも似ているそうです。

また、化学物質に対するアレルギーを持っている方や、臭いに敏感で体調を崩してしまう方も注意が必要です。

大人にも影響が出てしまう可能性のある匂いですから、赤ちゃんにとっても影響が出てしまう可能性は認識しておくことが重要です。

どの工程で発生しやすいかは、職人さんに確認し事前に把握しておきましょう。

足場設置や高圧洗浄の大きな音

外壁工事を行うためには高所作業が必要となり、足場の設置は必要不可欠。

足場を設置する作業では大きな音がともなります。また外壁の高圧洗浄でも大きなエンジン音が発生します。大きな音にびっくりして赤ちゃんが泣いてしまう可能性は

十分に考えられます。

対策としては、

足場の設置や高圧洗浄の日程を事前にご近所さんに共有する、もしくは当日の作業前にご近所さんに挨拶をするなどして周知することです。

大きな音でも窓を閉め切ることで、最小限に抑えることが可能です。

 

外壁塗装時に赤ちゃんへの配慮ポイント

外壁塗装時の赤ちゃんへの影響をふまえて、どんな点に配慮すれば安心して外壁塗装をすることができるのか、ポイントをチェックしておきましょう。

 

塗装業者に見積もり時に相談し、できる限り影響の少ない塗料を選ぶ

様々な塗料

先述のとおり、ニオイの少ない水性塗料を使う方法が対策として挙げられます。

外壁のお見積もり時に塗装業者に相談すれば、おすすめの塗料を選定してもらえます。

「赤ちゃんがいる」「アレルギーを持つ人がいる」などの情報は、トラブルを避けるうえでも事前に共有し、

プロの目線でオススメの塗料を紹介してもらいましょう。

 

大きな音がする、ニオイのする期間を予め塗装業者に確認し、当日も周知を行う

スケジュール帳

外壁塗装に伴って発生する溶剤のニオイの感じ方には個人差があり、ニオイの広がり方についても立地や風向きなどにより大きく変わるため、

隣近所でいつまでニオイが感じられるかの判断は難しい面もあります。

ニオイに関してはある程度目安として伝える方が、誤解が生じません。

 

洗濯物は部屋干しで対処する

部屋干し

外壁塗装の期間は、ニオイが家周辺に滞留しやすくなるため、洗濯物は部屋干しで対処するようにしましょう。

週末など作業しない日に、「外干し大丈夫ですよ」と業者の方に言われる日があるかもしれません。

とはいえ、赤ちゃんへの影響を最小限にしたいと考えている方は、お天気が良くても部屋干しにしておくと安心でしょう。

 

換気のタイミングに気を付ける

換気

部屋の空気を入れ替えたい!というのは当然のこと。

ただ、外壁塗装期間は、換気のタイミングが重要になります。

特に塗装中は、窓を開けるなどの換気をしてしまうと、溶剤のニオイが部屋の中に入ってきてしまうことになるため、換気には向きません。

塗料が乾けば気になるニオイも少なくなるため、作業をしていない夜などは換気のできるタイミングといえます。

赤ちゃんがいる自宅の外壁塗装中であれば、塗装を行わない窓は養生(ビニールなどで覆ってある)しているため、窓を開けることができません。

窓を開けたい部屋があるときは、塗装前に職人さんに相談し、窓が開けられるように養生をしてもらいましょう。

 

可能であれば大きな音がする期間やニオイが気になる期間は家にいない

お出かけ

赤ちゃんへの影響がどうしても気になる場合、可能であるならば外壁塗装中は家にいないようにすることです。

大きな音は足場に関係する期間と高圧洗浄の日は時間も限られるため、外出をすることで対処は可能です。

ニオイに関しては、塗装後も発生する可能性がありますが、最もニオイの発生する塗装のタイミングを、外出で避けるという対処にはなります。

また、ご近所の赤ちゃんがいるご家庭に対しても、音やニオイが気になる期間の説明と最大限の配慮をする旨を伝えた上で、

作業をする時間帯に外出や窓を閉めるなどの対策を案内するとよいでしょう。

 

まずは相談し、隣近所にも気配りができる業者を選ぶ

外壁塗装 打ち合わせ

赤ちゃんがいる・ご近所に赤ちゃんが生まれた状況下で外壁塗装が必要になった場合には、事情を相談して最大限の配慮ができる業者を選ぶことが重要になります。

担当者や職人などには自ら相談し、都度打ち合わせができ対応してくれれば、安心して作業を任せられます。

 

まとめ

外壁塗装が必要なのに赤ちゃんが生まれた・ご近所のご家庭に赤ちゃんがいる、そのような状況では二の足を踏んでしまうかもしれません。

しかし、外壁塗装は家のメンテナンスとして必要な工事です。

心配ごとはあるかもしれませんが、配慮することで外壁塗装はできます。

赤ちゃんのいらっしゃる家庭、周囲に赤ちゃんがいる環境でも安心して塗装工事を行っていただけるよう、対策の提案も行っております。是非一度ご相談ください。