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リフォームとリノベーションの違いは?

リノベーションとリフォームの違いは?費用相場や事例を紹介!

リノベーションとリフォームの違い

住宅に関する情報を集めていると「リノベーション」という言葉をよく目にします。「リフォーム」と似たような意味で使われることが多いですが、具体的にどういう意味なのでしょうか?そこで、今回は「リノベーション」とは何かということについて、その具体的な内容、リフォームとの根本的な違い、そして費用相場の事例などを紹介していきます。

リノベーションって何?リフォームとの違いは?

「リノベーション」とは、既存の建物に対して新たな機能や価値を付け加える改装工事を意味します。たとえば、間仕切りを広くする、キッチンをより現代的で機能性の高いものに変更する、といった事案です。これに対し、ボロボロになった部分を修復する、老朽化したスペースを新しく改装する、といったケースを「リフォーム」と言います。リフォームはマイナスの部分を修復してプラスに戻すという意味合いです。

リノベーションのメリットデメリットは?

建物の価値を向上させる「リノベーション」のメリットは、なんといっても自分好みの設計に合わせた住居空間を作れることです。中古物件をリノベーションするケースでは、新築よりもかなりの低コスト(一般的には新築より20%~30%安いとされています)で済むことがほとんどなので、コスト面でのメリットも大きいです。ではデメリットは何かというと、中古物件の工事では、築年数によっては耐震工事が必要になることが多いという点です。耐震工事が加わると、費用が上がり、引き渡しまでの期間が長くなることもあります。

リノベーションの進め方は?ステップごとに紹介!

リノベーションの具体的な進め方は次のような流れになります。まず物件を探して購入し、引き渡しを済ませ、その後、住宅ローンの審査を受け、工事部分に関する契約を結びます。この際、中古住宅購入後のリノベーションでは一般の住宅ローンではなく、リフォームローンを組む必要があることに注意しましょう。一般的に住宅ローンと比べて少し金利が高くなります。工事費用の調達のめどが立った後は、具体的にどういう設計にするかデザイナーと相談して決めます。デザインが決まればいよいよ工事開始です。

リノベーションの一般的な費用相場はどれくらい?

リノベーションにかかる費用は、工事をする場所、広さによってかなり幅があります。部分的な工事のみならば費用は100万円から300万円台に収まるケースもありますが、間取りを大きく変える工事などでは500万円台になる場合もあるでしょう。広さだけでなく、内装のデザイン、そして物件のある階数によっても、費用が変わってきます。リノベーション工事では、トイレ、キッチンなどを最新のものに変更する水回りの工事、フローリングの板の材質を変える工事など、小規模なものであっても、その種類はかなり多岐にわたります。したがって、どういった工事をしたいのかよく検討したうえで、デザイナーや工務店などと綿密に相談して予算を決めていくことが大切です。