株式会社Y's upの建設業ブログ

外装塗装中の洗濯物事情!

いざ外壁塗装の工事が始まった時、お悩みの一つは洗濯物ではないでしょうか?

「外壁塗装中でも洗濯物は外干しできる?」

「外壁塗装中タイミングによっては外干しできる時があるかな?」

「室内干しが続くとストレスが溜まりそう」

洗濯物は毎日あるので悩みますよね。

乾かないのに毎日の洗濯物が増えていくなんて、まさに負の連鎖で考えるだけでもストレスになります。少しでも外干ししたいお気持ちはあるかと思います。

「申し訳ございませんが、外壁塗装中は洗濯物を外干しできません。」

業者によっては外干しできるタイミングを提示してくれる場合があるかもしれません。

塗装工程は大きく分けて5つに分かれます。それぞれの工程で洗濯物を外干しできない理由がございますので詳しくご紹介いたします。

※天候・外壁の大きさ・外壁の劣化状況によって工期は多少異なる場合がございます。

足場組立て

足場の組立ては金属製の柱などを運んでホコリが立つので、洗濯物を外干しするのは難しくなります。

足場組立後は、家全体を飛散防止ネットで覆います。

飛散防止ネットで覆われているので、いつも通りに洗濯物を外干しできず日当たりも望めません。

足場組立は半日から1日かかり、飛散防止ネットで日当たりが期待できないので外干しには不向きです。

 

補修工事

ケレン作業は古い塗装やサビを落とすので小さなホコリやチリが飛び散り、外干しの洗濯物に付着してしまいます。モルタル外壁などにクラック(ひび割れ)ができると削って補修をします。

削る作業によって外壁の粉塵が飛散し、外干しの洗濯物に付着してしまいます。

業者によってはコーキングの打ち替えなど飛散の可能性が少ない作業なら外干しできるタイミングがあるかもしれません。

外干しすると洗濯物を汚さないよう注意するあまり、作業効率が悪くなってしまい工事に影響が出てくる可能性がございます。

工期スケジュール通りに工事が進んでいくよう、なるべく室内干しで対処していただくのがいいと思います。

高圧洗浄・養生

基本5~7は養生したままです。水圧が高い業務用高圧洗浄機で外壁の汚れを洗い流すので、洗浄水や汚水が飛び散ります。

洗濯物を外干しすると、洗浄水や汚水が洗濯物に付着し汚れてしまいます。洗濯のやり直しにもなりますので、洗濯物を外干しするのは不可能になります。

養生作業は飛散させる作業がないので、業者によっては洗濯物を外干しが可能な場合がございます。

しかし、養生シートで様々な箇所を覆うので、思うように洗濯物が干せない可能性がございます。

また、洗濯物を干す場所が養生シートで覆われていて外干しできない場合があります。そのため、前もって室内干しの対策をしておくのが安心かと思います。

塗装工事

 

塗装工事中は刷毛やローラーで塗るので塗料が飛び、洗濯物を外干しすると細かな塗料が付着します。

特に吹付塗装は塗料が飛び散ります。また、塗料独特のニオイが洗濯物に移ってしまう場合があります。小さなお子様やお年寄りがいらっしゃるご家庭では、特に注意が必要です。

ニオイが移った衣類を着用すると気分が悪くなる場合があるかもしれません。一度付着した塗料やニオイは簡単に落とせない可能性がございますので、室内干しをおすすめいたします。

足場解体

足場解体は足場組立と同様で、家の周りで足場の撤去作業をするのでホコリが立ちます。

足場解体にも半日から1日かかってしまうので、洗濯物は室内干しをした方がいいでしょう。