2024年05月20日
施工管理の安全管理とは現場の危険を防ぐこと|6つの安全管理
この記事では、施工管理の「安全管理」の仕事内容を解説します💡
安全管理とは、工事現場の危険を未然に防ぐことです。
工事現場には常に危険が潜んでいます⚠️
事実、日本中の工事現場では、毎日のように事故が起きています。
最悪の場合、死亡事故になることもあるので、安全管理は絶対です!
施工管理の安全管理の仕事内容とは現場の危険を防ぐこと
施工管理の安全管理とは、工事現場の事故を未然に防ぐことです。
具体的には、下記の6種類の安全管理があります。
1.工事現場の安全管理
- 危険な足場がないかチェック
- 危険箇所に注意喚起の看板を設置
- 高所に手すりを設置
- 開口部にフタを設置
- 落下防止のネットを設置
- 作業員さんに危険箇所を共有してもらう
- 職長会議で危険情報の共有
- クレーンの周りにコーンとコーンバーを設置
- 有機溶剤の容器の集積箇所を統一する
2.機材、重機の安全管理
- 工事機材や重機が問題なく動くか確認
- クレーンのワイヤーが壊れていないかチェック
- 安全帯のチェック
- 作業員さんのヘルメットのヒモが緩んでいないかチェック
- 車両や重機を使うときは誘導員を配置する
3.人の安全管理
- 作業員さんたちの健康チェック
- ヒヤリハットの事例を朝礼で伝える
- 上下作業禁止の徹底
- 吊り荷の下の人払い
- 高所作業での安全帯の使用の徹底
- 危険作業をしていないか巡回する
- 作業員さんたちの休憩の管理
- 新規入場者への教育の徹底
- 朝礼で危険予知活動と危険予知トレーニングを行う
- 作業員さんたちに5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底してもらう
4.季節、天気の安全管理
- 雨の日の足場の注意喚起(滑るので)
- 強風の日の高所作業の注意喚起
- 水分補給の徹底(熱中症を予防する)
5.工事進行の安全管理
- 安全衛生管理計画を作成する
- 安全に配慮した作業手順書を作成する
- 安全な工法を守っているかチェックする
6.工事現場のルール作りによる安全管理
- 職長会を設置する
- 労働災害防止協議会を設置する
- 工事現場の標識を統一する
- 工事現場の警報を統一する
- 避難訓練を実施する
- 事故の原因特定と再発防止を対策する
- 過度の重層請負を改善する
【注意】工期が厳しくても安全管理は絶対💡☝️
悪天候が続くと、外の工事ができないこともあります。
そんな中でも期限は守らないといけないので、どうしても焦りが出るもの。
でも、どんなに工期が厳しくても安全管理を怠ってはいけません。
人命より大切なものはないから。
忙しさから安全管理を怠るときほど、事故が発生しやすくなります。
どんな現場であっても安全管理は最重要ですね。
カテゴリ:建設業ブログ