株式会社Y's upの建設業ブログ

ケレン作業とは?

屋根塗装やウッドデッキ、鉄骨階段など、さまざまな場面でケレン作業が重要な役割を果たしています。

ケレン作業の意義や効果、そしてそれがどのように美しい仕上がりと長持ちさせるために役立っているのかを具体的な事例を通してご紹介します。

 

ケレン作業の種類とは

ケレン道具

ケレン作業には外壁の状態によって4つの種類があります。
それぞれに使用する道具が違ったり工事の規模が違ってきます。

1種ケレン作業

1種ケレンでは「ブラスト法」という工法で作業が行われます。
「ブラスト法」とは金属片などを含んだ特殊な研磨剤を吹き付けることで汚れや古い塗膜、錆びなどを除去して表面を研磨していくという作業です。
同時に塗料を塗装した際に密着性を高めるために「目荒らし」も行うことができます。
この作業を行う時には専用の機械を使用して大規模な工事になることが多く、「騒音」「「粉塵」といった問題も出てきます。
ただ、1種ケレンは道路、橋、船などの補修で行われる作業ですので、一般の住宅で行われることはありません。

2種ケレン作業

2種ケレンは汚れや錆びの範囲が広い、状態が悪いといった時に電気工具を使ってケレン作業を行うものです。
ディスクサンダーのような電気工具に加えて、ケレンハンマーなどを使って手作業も行います。
専用の大型機械を使うわけではないので、一般の住宅でも使用することができるのですが、あまり多くはありません。
ただ、鉄骨建築の外壁などで使用されることはあります。

3種ケレン作業

こちらは一般的な住宅で行われることが多いケレン作業です。
外壁部分に塗膜の剥がれや錆びがあるが、既存の塗膜が基本的には残っているという状態の時に行います。
ディスクサンダーなどの電気工具に加えて、スクレーパーで錆びや古い塗膜を除去し、サンドペーパーで磨いて仕上げるという方法が取られています。
多くの塗装業者が行っているケレン作業だと言えるでしょう。

4種ケレン作業

こちらは外壁部分に錆び、汚れ、古い塗膜剥がれなどがあまりないような状態の良い外壁で行われる作業です。
高圧洗浄で落とすことができなかった汚れや錆びを研磨スポンジやサンドペーパーを使って除去するといった軽微な手作業で行われます。

ケレン作業で使用する道具とは

ケレン作業ではいくつかの種類の道具を使って作業が行われます。
ここではケレン作業でよく使われる道具を順に紹介していきます。

ディスクサンダー

ディスクサンダー

「ディスク」とは円盤のことで、「サンド」は研磨することです。
その名前の通り、円盤で研磨を行うで電動工具となっており、「サンダー」と略して呼ばれることもあります。
ディスク部分は用途に合わせてナイロンタイプ、砥石タイプなどに付け替えることが可能となっています。
幅広く使われる道具なのでケレン作業ではお馴染みの道具だと言えるでしょう。

サンドペーパー

サンドペーパー

電動工具を使わないケレン作業でもっとも使用されているのがこのサンドペーパーです。
錆びや汚れを落とす作業、小さな凸凹の補修、最後の仕上げなど幅広く使うことができる紙やすりのことです。
こちらもよく見かける一般的な道具だと言えます。

ワイヤーブラシ

ワイヤーブラシ

ワイヤーブラシはブラシの部分を使ってサンドペーパーでは届かない部分などで使用することができます。
汚れや錆びをしっかりと落とすことができる道具ではあるのですが、ブラシ部分が金属ですので使い方を間違えると外壁に傷をつけてしまうことがあるので注意が必要です。

ケレンハンマー

ケレンハンマー

こちらはケレン作業に特化した特殊な形状のハンマーです。
先端が尖っている部分では細かい場所の錆びや塗膜を除去することができ、大きく平たい部分では錆びや塗膜をごっそりと削ぎ落とすことができます。

スクレーパー(皮すき)

スクレーパー

こちらは金属製、プラスチック製など種類が多く、扱いやすく汚れや錆びを落とすことができます。
刃の部分を錆びや古い塗膜部分に当てて削ぎ落とすように使用していきます。
使い勝手が良いので幅広く使われる道具となっています。

ケレン作業にかかる費用の相場と注意点とは

費用

ケレン作業は種類によって費用の相場が決まっています。
もちろん地域、季節、時期、建物の立地などの条件によって差はありますが、目安は覚えておきましょう。
また、依頼する際には押さえておきたい注意点もありますので合わせて紹介していきます。

ケレン作業の費用の相場とは

1㎡当たりの費用相場です。
・1種 3000~5000円
・2種 1500~2000円
・3種 500~1000円
・4種 200~500円
となっています。
おおまかな目安で計算しておくと便利です。

ケレン作業を依頼する際の注意点とは

外壁塗装を業者に依頼する際には以下の2つの点に注意が必要です。

外壁塗装工事の中にケレン作業が含まれているかどうか
外壁塗装工事を業者に依頼した際に工事内容にケレン作業が含まれているかどうかを必ず確認しておきましょう。
ケレン作業は外壁塗装の耐用年数を長くするため、仕上がりを良くするために必要な作業です。
もし外壁塗装工事を依頼した際に工事内容にケレン作業が含まれていない場合は手抜き工事がされる可能性があるため注意しましょう。

見積書を必ず確認する
業者に作業を依頼した際には見積書をしっかりと確認しましょう。
何種のケレン作業を行うのか」「費用は相場に近いものか」といったことを確認しておかなければ必要以上の費用が請求される可能性があります。
細かく記載せずに「一式」などでまとめられている場合には要注意です。
必ず内容を説明してもらうようにしましょう。

まとめ

外壁塗装工事を行う際には「ケレン作業」は欠かせない作業となります。
塗料を塗る前に外壁の汚れ、錆び、凸凹などをしっかりと除去しておかなければ、塗装したとしても「すぐに塗膜が剥がれる」「仕上がりが悪い」「ひび割れが起こりやすい」などの悪影響があります


どの規模のケレン作業を行わなければならないかは外壁の状態にもよりますが、

このケレン作業を適切に行うことが「耐用年数を長くする」「見た目の仕上がりを綺麗にする」「塗料の性能を最大限に発揮する」という点において

外壁塗装で重要なことだということを押さえておきましょう。

老後はいくらあれば安心?

1.老後資金はいくらあれば安心?

テーブルに電卓をおいて手元のスマホを見つめる女性

 老後資金は、いったいいくらあれば安心なのでしょうか?

 テレビやニュースなどでよく見かける「老後2,000万円問題」とは、金融庁の「市場ワーキング・グループ」という金融審議会が2019年6月に公表した「高齢社会における資産形成・管理」という報告書がきっかけです。

 この報告書では、「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万5,000円であり、不足額の総額は単純計算で老後30年では約2,000万円を貯蓄から取り崩す必要がある」という内容が記載されています。

 上記の金額には住宅の改修費や車の買い替え、子どもの結婚費用やお祝い、医療や介護費用などの支出は含まれていません。そのため、すべて合計して計算をすると不足額はさらに高額となります。

 同報告書では、「65歳時点における金融資産の平均保有状況は、夫婦世帯2,252万円、単身男性1,552万円、単身女性1,506万円」と参考数値を紹介しており、早い時期から各自シミュレーションをおこなっておく重要性を記載しています。

 また、生命保険文化センター「2022(令和4)年度生活保障に関する調査」が公表している、「ゆとりある老後生活を送るための費用」は「最低日常生活費23万2,000円」に「ゆとりのための上乗せ額14万8,000円」を足した約37万9,000円(月額)です。

 「高齢社会における資産形成・管理」によれば、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の実収入は20万9,198円とされているため、ゆとりある生活をおくるためには、毎月約17万円が不足、年間では204万円が不足する計算になります。さらに、老後30年と考えると、およそ6,000万円以上という高額な老後資金が必要ということになります。

 

2.必要な老後資金をシミュレーション

 前章で述べた「老後資金2,000万円」は、あくまでも目安の一つであり、年金の収入、職業の種類、世帯人数、ライフプランなどによって必要となってくる老後資金は異なります。

 この章では、具体的に必要な老後資金をシミュレーションする計算方法と、パターン別にみた具体的な金額について詳しく解説します。

(1)必要な老後資金の計算方法

 この章でのシミュレーションは、以下の計算式に当てはめて考えていきます。

必要な老後資金 =(毎月の生活費 – 毎月の収入) × 老後の生活期間 + その他の支出

 まずは、必要な老後資金を導きだすための四つの情報「毎月の生活費」「毎月の収入」「老後の年間期間」「その他の支出」の計算方法を確認しましょう。

①老後の毎月の生活費
老後に毎月かかる生活費はいくらくらいなのでしょうか?

 総務省統計局の2022年「家計調査年報(家計収支編)」 を参考に、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」「65歳以上の単身の無職世帯」に分けて、毎月かかる生活費の平均額の内訳を一覧表にしました。

項目 65歳以上の夫婦のみの無職世帯 65歳以上の単身の無職世帯
食料 6万7,776円 3万7,485円
住居 1万5,578円 1万2,746円
光熱・水道 2万2,611円 1万4,704円
家具・家事用品 1万0,371円 5,956円
衣類 5,003円 3,150円
保健医療 1万5,681円 8,128円
交通・通信 2万8,878円 1万4,625円
教育 3円 0円
教養娯楽 2万1,365円 1万4,473円
その他
(諸雑費・交際費・仕送り金)
4万9,430円 3万1,872円
消費支出合計 23万6,696円 14万3,139円
非消費支出(直接税) 1万2,854円 6,660円
非消費支出(社会保険料) 1万8,945円 5,625円
その他 13円 71円
非消費支出合計 3万1,812円 1万2,356円
総支出合計 26万8,508円 15万5,495円

 消費支出に非消費支出(税金・社会保険料)を加えた毎月かかる生活費の合計額は「65歳以上の夫婦のみの無職世帯26万8,508円」「65歳以上の単身の無職世帯15万5,495円」となっています(参照:家計調査報告〈家計収支編〉2022年〈令和4年〉平均結果の概要 p.19丨総務省統計局)。

②老後の毎月の収入
ここでは、老後収入の要となる年金について解説します。

 厚生労働省年金局の「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 による老齢基礎年金(国民年金)と老齢厚生年金の平均受給額は以下の通りです。

男性 女性
老齢基礎年金(国民年金) 5万9,013円/月 5万4,346円/月
老齢厚生年金 16万3,380円/月 10万4,686円/月

 国民年金と厚生年金では、男性3倍、女性2倍ほどの差があるということがわかります(参照:令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 p.26、27丨厚生労働省年金局)。

③老後の生活期間
老後の生活期間は何年くらいで計算すれば良いのでしょうか?

 厚生労働省の「令和3年簡易生命表の概況」によると、2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳となっています。また、90歳まで生存する割合は男性27.5%、女性52%と高まっています(参照:令和3年簡易生命表の概況丨厚生労働省)。

 定年退職の年(多くの人は65歳)から20〜30年くらい(90歳〜95歳になる)の期間として計算をすると、より具体的な数値となります。

④その他の支出
毎月かかる「生活に関する支出」ではなく、子どもの結婚・住宅購入などの資金援助や車の買い替え、介護費用や住居のリフォームなどでイレギュラーな支出「その他の特別支出」が急に発生することもあります。

 下記に主に想定される平均金額を掲載しますので、参考数値として自身の計画するライフプランに応じて予算を確保しておきましょう。

支出項目 支出金額
介護費 508万円
医療費 1,825万円(年73万円 × 25年)
葬儀(お布施を含む) 111万円
子への結婚資金援助 162万円
車購入費 209万円
住宅(戸建て)リフォーム(50代以上平均) 286万円
お墓購入費 135万円

(2)夫婦2人暮らし

 ここでは、夫婦2人暮らしの場合でシミュレーションをします。戸建ての家を所有している、老後の生活期間は65歳からの25年間、「その他の特別支出額」は下記の金額、という条件を前提に計算をします。

● 介護費(2人分):1,016万円
● 葬儀(お布施を含む・2人分):222万円
● 車購入費:209万円
● 住宅(戸建て)リフォーム(50代以上平均): 286万円
● お墓購入費:135万円
● 夫婦合計:1,868万円

 なお、医療費は個人差が大きいため、今回のシミュレーションでは割愛します。

①夫婦共に会社員の場合
● 収入(厚生年金 + 厚生年金):26万8,066円/月
● 支出(生活費):26万8,508円/月
● その他の支出:1,868万円
● 必要な老後資金(25年間):1,881万2,600円

【計算式】
必要な老後資金
=(毎月の生活費 – 毎月の収入) × 老後の生活期間 + その他の支出
=(26万8,508円 – 26万8,066円)×(12カ月 × 25年)+ 1,868万円
=(442円※)×(12カ月 × 25年)+ 1,868万円
= 13万2,600 + 1,868万円
= 1,881万2,600円
※毎月の取り崩し額

②夫:会社員 妻:主婦 の場合
● 収入(厚生年金+国民年金):21万7,726円/月
● 支出:26万8,508円/月
● その他の支出:1,868万円
● 必要な老後資金(25年間):3,391万4,600円

【計算式】
必要な老後資金
=(毎月の生活費 – 毎月の収入) × 老後の生活期間 + その他の支出
=(26万8,508円 – 21万7,726円)×(12カ月 × 25年)+ 1,868万円
=(5万782円※)×(12カ月 × 25年)+ 1,868万円
= 1,523万4,600円 + 1,868万円
= 3,391万4,600円
※毎月の取り崩し額

③夫婦共に自営業・フリーランスの場合
● 収入(国民年金+国民年金):11万3,359円/月
● 支出:26万8,508円/月
● その他の支出:1,868万円
● 必要な老後資金(25年間):6,522万4,700円

【計算式】
必要な老後資金
=(毎月の生活費 – 毎月の収入) × 老後の生活期間 + その他の支出
=(26万8,508円 – 11万3,359円)×(12カ月 × 25年)+ 1,868万円
=(15万5,149円※)×(12カ月 × 25年)+ 1,868万円
= 4,654万4,700円 + 1,868万円
= 6,522万4,700円
※毎月の取り崩し額

(3)単身者

 つぎに、単身者の場合でシミュレーションをします。

 老後の生活期間は65歳からの25年間、「その他の特別支出額」は下記の金額、という条件で計算をします。

● 介護費:508万円
● 葬儀(お布施を含む)111万円
● 車購入費:209万円
● 単身者合計:828万円

 また、賃貸アパートに居住していると仮定します。この場合は、家賃の全国平均額から上記の「家計調査年報(家計収支編)」に記載されている65歳以上の単身の無職世帯の住居費を引き、居住期間を乗じて「家賃差額」を求め、必要な老後資金に含めるのが一般的です。

家賃差額
=(全国平均額 – 住居費)× 居住期間
=(5万4,000円 – 1万2,746円)× 12カ月 × 25年
= 1,237万6,200円

 夫婦2人暮らしと同様、医療費については個人差が大きいため割愛します。

①会社員(男性)の場合
● 収入(厚生年金):16万3,380円/月
● 支出:15万5,495円/月
● その他の支出:828万円
● 家賃差額:1,237万6,200円
● 必要な老後資金(25年間):1,829万700円

【計算式】
必要な老後資金
=(毎月の生活費 – 毎月の収入) × 老後の生活期間 + その他の支出 + 家賃差額
=(15万5,495円 – 16万3,380円)×(12カ月 × 25年)+ 828万円 + 1,237万6,200円
=(-7,885円※)×(12カ月 × 25年)+ 828万円 + 1,237万6,200円
= -236万5,500 + 828万円 + 1,237万6,200円
= 1,829万700円
※毎月の取り崩し額

 なお、年金の収入には男女差があるため、女性の場合はより老後資金が必要な場合があります。

②自営業・フリーランス(男性)の場合
● 収入(国民年金):5万9,013円/月
● 支出:15万5,495円/月
● その他の支出:828万円
● 家賃差額:1,237万6,200円
● 必要な老後資金(25年):4,960万800円

【計算式】
必要な老後資金
=(毎月の生活費 – 毎月の収入) × 老後の生活期間 + その他の支出 + 家賃差額
=(15万5,495円 – 5万9,013円)×(12カ月 × 25年)+ 828万円 + 1,237万6,200円
=(96,482円※)×(12カ月 × 25年)+ 828万円 + 1,237万6,200円
= 2,894万4,600円 + 828万円 + 1,237万6,200円
= 4,960万800円
※毎月の取り崩し額

 なお、年金の収入には男女差があるため、女性の場合はより老後資金が必要な場合があります。

3.安心して老後を過ごすためにやるべきこと

リビングでパソコンの画面を見つめる夫婦

 前章では、それぞれの状況において必要な老後資金のシミュレーションをおこない、とても大きな金額が不足していることがわかりました。

 この章では、安心して老後を暮らすために、今から何をやっておけば不足分を減らすことができるのかを、わかりやすく解説します。

(1)老後のライフプランを考える

 老後にかかる生活費は、それぞれが希望するライフプランによって大きく異なります。

 スポーツや趣味に没頭する、子供や孫への資金援助やお祝いに使う、夫婦で海外旅行に行くなど、老後をどのように過ごしたいのかを考えて、ライフプランを書き出してみましょう。

 プランをもとに、実際に必要になる金額を算出してみるとシミュレーションの精度が高まります。

(2)年金や退職金などの金額を把握する

 老後資金は、年金や会社員の人などは退職金で不足金額の大部分をまかなうことが可能なため、自分がもらえそうな大体の金額を前もって把握しておくことが大切です。

 個人年金や保険の満期保険金の予定がある場合なども、いつ頃いくらもらえるのかを確認しておくとよいでしょう。

(3)資産運用で老後資金を増やす

 老後資金で不足する金額を効率よく増やすためには、資産運用を賢くおこなう必要があります。ここでは、主な資産運用の方法を三つご紹介します。

①iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoとは個人型確定拠出年金の愛称で、老後の資金作りを目的とした私的年金制度のことです。20歳から65歳までの公的年金被保険者であれば任意で加入でき、原則60歳以降に年金または一時金として受け取ることができます。

 iDeCoは、毎月自分で決めた額の掛け金を積み立て、自分が選んだ運用商品(預貯金・投資信託・保険など)を選択して運用します。掛け金と運用益の合計額からなる給付額は運用実績によって決まり、
1. 掛け金は全額所得控除の対象となる
2. 利息や運用益は非課税となる
3. 将来受け取る年金・一時金ともに税制優遇を受けられる

 など、税金を大幅に軽減できる点がメリットです。

②NISA(少額投資非課税制度)
NISAとは、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税となる税制優遇制度です。成年の人は一般NISA、つみたてNISAが制度利用対象となります。

 投資によって得られた分配金、運用益には通常約20%の税金がかかりますが、NISAを利用すると一定額が非課税になります。一般NISAでは株式や投資信託などさまざまな金融商品に投資をすることが可能ですが、つみたてNISAは投資可能な商品は長期・積み立て・分散投資に適した一定の投資信託のみに限られています。

 2023年度の税制改正によって、2024年以降は新しいNISA制度へと変わります。

 主な変更点としては、

1. 「つみたて投資枠」「成長投資枠」の二つとなり併用が可能
2. 投資上限金額の拡大
3. 非課税保有限度額が全体で1,800万円に拡大
4. 非課税保有期間の無期限化

 などが挙げられます。NISAを始めようと思っている人は、変更部分を確認しながらいつから始めるか検討しましょう。

③投資信託
投資信託とは、ファンドマネジャーと呼ばれる投資の専門家に資産運用を任せる金融商品です。ファンドマネジャーが投資家から集めた資金を株式や債券などに投資し、そこで運用益が発生したら各投資家に分配するという仕組みです。

 少額から始めることができ、分散投資でリスクを軽減できるメリットがあります。

4.老後資金は今のうちから準備を

 老後資金は、公的年金だけに頼ると大幅な赤字となってしまいます。この記事の概算数字はあくまでも目安ですが、老後資金は最低でも2,000万円以上、ゆとりのある老後のためには5,000万円以上があると安心です。

 自分のライフプランに合った必要金額を算出し、今のうちから貯蓄や資産運用などの準備を始めて不安のない老後を過ごしましょう。

リフォームとリノベーションの違いは?

リノベーションとリフォームの違いは?費用相場や事例を紹介!

リノベーションとリフォームの違い

住宅に関する情報を集めていると「リノベーション」という言葉をよく目にします。「リフォーム」と似たような意味で使われることが多いですが、具体的にどういう意味なのでしょうか?そこで、今回は「リノベーション」とは何かということについて、その具体的な内容、リフォームとの根本的な違い、そして費用相場の事例などを紹介していきます。

リノベーションって何?リフォームとの違いは?

「リノベーション」とは、既存の建物に対して新たな機能や価値を付け加える改装工事を意味します。たとえば、間仕切りを広くする、キッチンをより現代的で機能性の高いものに変更する、といった事案です。これに対し、ボロボロになった部分を修復する、老朽化したスペースを新しく改装する、といったケースを「リフォーム」と言います。リフォームはマイナスの部分を修復してプラスに戻すという意味合いです。

リノベーションのメリットデメリットは?

建物の価値を向上させる「リノベーション」のメリットは、なんといっても自分好みの設計に合わせた住居空間を作れることです。中古物件をリノベーションするケースでは、新築よりもかなりの低コスト(一般的には新築より20%~30%安いとされています)で済むことがほとんどなので、コスト面でのメリットも大きいです。ではデメリットは何かというと、中古物件の工事では、築年数によっては耐震工事が必要になることが多いという点です。耐震工事が加わると、費用が上がり、引き渡しまでの期間が長くなることもあります。

リノベーションの進め方は?ステップごとに紹介!

リノベーションの具体的な進め方は次のような流れになります。まず物件を探して購入し、引き渡しを済ませ、その後、住宅ローンの審査を受け、工事部分に関する契約を結びます。この際、中古住宅購入後のリノベーションでは一般の住宅ローンではなく、リフォームローンを組む必要があることに注意しましょう。一般的に住宅ローンと比べて少し金利が高くなります。工事費用の調達のめどが立った後は、具体的にどういう設計にするかデザイナーと相談して決めます。デザインが決まればいよいよ工事開始です。

リノベーションの一般的な費用相場はどれくらい?

リノベーションにかかる費用は、工事をする場所、広さによってかなり幅があります。部分的な工事のみならば費用は100万円から300万円台に収まるケースもありますが、間取りを大きく変える工事などでは500万円台になる場合もあるでしょう。広さだけでなく、内装のデザイン、そして物件のある階数によっても、費用が変わってきます。リノベーション工事では、トイレ、キッチンなどを最新のものに変更する水回りの工事、フローリングの板の材質を変える工事など、小規模なものであっても、その種類はかなり多岐にわたります。したがって、どういった工事をしたいのかよく検討したうえで、デザイナーや工務店などと綿密に相談して予算を決めていくことが大切です。

引っ越しの掃除について

 

引っ越しをして物件を退去する際「どこまで掃除をしていいかわからない」と悩む方は多いことでしょう。

多くの賃貸物件では入居者が引っ越した後は業者によるクリーニングをおこないます。

ですから「引っ越しの際は掃除不要」という意見もあります。しかし、掃除をしないまま引っ越せば、敷金の返金をめぐるトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。

この記事では、退去時の掃除が必要かどうか、どこまでやる必要があるのかを詳しく解説します。

 

引っ越しの時の掃除はそもそも必要?

掃除しないのはありなの?

引っ越し作業をすると、どうしてもゴミや汚れが出ます。

また、家具を動かした跡などが残ることもあるでしょう。

ゴミや汚れをそのままに引っ越すと、管理会社から「原状回復のクリーニング費用」を請求される恐れがあります。

まったく掃除をしないで出ていくことはおすすめできません。

 

掃除はどこまでするべきなのか

退去時の掃除で悩みやすいのは「どこまで掃除をすればいいのか」というところです。

基本的に「借主の負担」できれいにするべきところまで掃除をすれば問題ありません。

借主の負担とは「経年劣化を除く汚れ」です。

家はどれほどきれいに住んでいても経年とともに汚れていきます。

一例をあげると、日焼けによる汚れ、日常の汚れの蓄積などです。

引っ越し作業でついた汚れを掃除し、ゴミを片付ければ大丈夫でしょう。

ただし、喫煙によるヤニ汚れ、子どもが壁やふすまに描いた落書き、掃除をさぼったことによる汚れなどは借主負担です。

 

原状回復の義務とは?敷金はどうなる?

前述したように、毎日掃除をして快適に生活できる状態を保った家ならば、原状回復の義務はほぼ果たしています。

退去時の掃除は、ひととおり掃除機をかけて目立つ汚れを取れば問題ありません。

ただし、前述したように喫煙をはじめとする賃借人の責任でついた汚れ、子どもの落書きなど不注意でついた傷などは原状回復の義務を負います。

大家さんや管理会社が業者を雇って直した場合、その費用が敷金から引かれ、足りなければ請求されるので注意しましょう。

 

退去時のお掃除ポイント

基本的に入居者の過失で壁や床に穴をあけた、備品を壊した、傷つけた場合以外は、貸主の負担で直します。

ですから、目立つ傷・汚れなどがなければそれほど不安になる必要はありません。

畳の日焼け、すれ、壁紙のくすみなどは経年劣化に入ります。

新築同様にして返す必要はありません。

 

床・畳の掃除はどこまで?

床や畳は掃除機をかけてホコリを取り、汚れを拭き取ってください。

家具を移動した際にへこみや傷がついている場合、修繕費は借主の負担になります。

特に、重い家具を長年置いていた場合はへこみができている可能性が高いので、確認してください。

なお、家具を置いてあった場所とそれ以外の場所の色が違う場合は、経年劣化なので貸主負担で直します。

畳をペットがボロボロにした、フローリングの床にたばこで焦げ跡をつけてしまった場合は、借主の負担になるので注意しましょう。

 

浴室やトイレの掃除はどこまで?

浴室やトイレは、ホコリを掃除して水垢、カビを取ります。

掃除をさぼったことで、床や壁に黒カビがびっしりの場合は、借主の負担で掃除をしなければなりません。

また、トイレの黄ばみなどは経年劣化になりますが、掃除をさぼったことによるひどい汚れは借主負担で直さなければなりません。

浴室やトイレは「抵抗なく使えるかどうか」がおおよその判断基準です。

市販の洗剤で落とせる汚れはできるだけ落としておきましょう。普段から定期的に掃除をしているならば、それほど時間はかかりません。

 

台所の掃除はどこまで?

キッチンの掃除は油汚れとスス汚れを落としておきましょう。

この2つはキッチンを使わなければつきません。

換気扇も忘れずに掃除しましょう。

また、ガスコンロを持っていく場合は、ガスコンロを取り外した後、ガス台の掃除もしてくださいね。

台所の掃除は時間がかかる場合が多いので、引っ越し日までに少しずつ進めておくのがおすすめです。

 

窓ガラス、壁、天井の掃除はどこまで?

窓ガラスや壁や天井は、掃除をしながら暮らしていた場合汚れがそれほどつかない場所です。

窓ガラスの目立つ汚れはふき取っておきましょう。

画鋲などを使った後も石膏ボードまで貫通していなければほぼ問題ありません。

壁や天井の掃除を念入りにしなければならないのは、喫煙で天井や壁にヤニが付着している場合や、借主の負担で壁をへこましたり汚したりした場合です。

この場合、個人では対処できないこともあるのでプロの業者に依頼したほうがおすすめです。

 

掃除レベルやかかる時間の目安は?

賃貸物件の掃除は最終的にプロの業者がします。

ですから、借主の掃除は荷物をすべて運び出した後1~2時間かけておこないます。

掃除機など掃除用具もすべてトラックに積んで移動したい場合、家具を運び出してもらった部屋から掃除をしていき、最後に部屋すべてを掃除機をかけて終わり、という手順がおすすめです。

また、引っ越し前日にトイレ・浴室・窓など荷物があっても大丈夫な場所を掃除しておく方法もあります。

掃除する時間がない場合は、引っ越し業者に依頼してもいいでしょう。

なお、取れない汚れは無理にとる必要はありません。

後は、大家さん・管理会社の判断に任せましょう。

 

高額請求の原因になりがちなのは

前述したように、喫煙による壁紙の変色・ヤニの着色・臭いや子どもによる壁やふすまへの落書きなどは、借主の負担ですべて修理しなければなりません。

また、ペット可の物件でも犬や猫が壁紙や柱を傷つけたり糞尿による臭いがひどかったりした場合は、借主負担で直す必要があります。

ペット不可の物件でこっそりと犬・猫などを飼い、家を破損した場合はさらに高額請求をされる恐れがあるので気を付けましょう。

これは、契約違反にあたります。

 

まとめ:計画的に掃除しよう

今回は引っ越しに関する掃除を詳しく解説しました。

引っ越しはやることが多く、荷物づくりで手一杯のケースもあります。

しかし、ピカピカに磨き上げる必要もありません。

普段から掃除をしていれば、最後にさっと掃除機をかけるだけで十分です。

家族で協力して計画的に掃除をしていけると良いですね。

 

 

防水工事とは??

防水工事とは?目的や4つの種類・特徴などをわかりやすく解説💡

「防水工事ってどんな種類があるの?」
「防水工事はどのように進めるのか知りたい!」

このような疑問を持っている方に向けてこの記事では、防水工事について・防水工事の種類や特徴・防水工事の進め方を紹介します。

防水工事は、屋上やバルコニーなど雨に触れる部分を水から守る工事のことです。建物の強度を保つためにも防水工事は必須と言えます。

防水工事はどんな種類があるのか、この記事で詳しくみていきましょう。

 

防水工事とは

ベランダやバルコニー、屋上など雨に濡れる場所を水から守る工事のことを防水工事と言います。

建物を建てるときには防水工事は行いますが、時間とともに防水効果が少なくなってしまうのが特徴です。そのため、日頃から定期的にメンテナンスする必要があります。

もし長い間防水工事をしていない場合、躯体や鉄骨が傷んでしまいます。木造の場合は、梁や柱が傷ついてしまうでしょう。

 

防水工事の種類や特徴

防水工事の種類は、下記の4種類です。目的や工事を行う場所によって、適切な防水工事を選択していく必要があります。

・ウレタン防水

・シート防水

・アスファルト防水

・FRP防水

ウレタン防水

ウレタン防水は、防水工事の中で最もスタンダードな方法と言われています。ペンキなどのように塗装して施工するのみなので、比較的手軽に行えるのが特徴です。ウレタン防水のメリットとしては、下記の通りです。

・しっかりとメンテナンスを行えば半永久的に保てる

・段差があるところや複雑な場所でも対応できる

・ほかの防水工事と比べて比較的安価に行える

ウレタン防水の耐用年数は選ぶ工法によっても変わりますが、5〜10年と言われています。ここからは、ウレタン防水の工法を3つ紹介します。

 

密着工法

密着工法とは、既存の下地に直接ウレタン樹脂を塗装する方法です。雪や雨水の侵入を防ぐために、防水層を何層にも重ねます。

マンションのベランダや一般の住宅でよく行われる工法です。

複雑な形状にも対応でき、既存の防水層に塗装するのも可能です。また、密着工法はほかの工法と比べて安価に行えるため、よく選ばれる工法でもあります。

メッシュ工法

メッシュ工法とは、「メッシュシート」といった網目状のシートを下地と防水層の間に入れる工法のことです。メッシュシートがあることで、地震対策になったり、防水層の強度が増します。バルコニーやベランダ、廊下に適している工法です。

また、メッシュ工法は勾配がある場所だと、均等に塗装するのが難しいといったデメリットがあります。

 

通気緩衝工法

通気緩衝工法とは、「通気緩衝シート」といった通気性のあるシートを貼り付けた上に、ウレタンを塗装する方法です。通気緩衝シートは、

下地に含まれている水分の上昇を防いでくれます。
ほかにも防水層の腫れや、浮き上がりを防いでくれるのが特徴です。下地が劣化していても、影響を受けにくいとも言われています。

デメリットとしては、下記の2つが挙げられます。

・密着工法と比べると値段が高い

・金属製の筒を設置する必要があるのでベランダなどの狭いところには向いてない

 

シート防水

シート防水とは、防水性のシートを貼り付ける防水工事のことです。シートの種類は、下記のようなものがあります。

・塩ビシート

・ゴムシート

・アスファルトシート

人や車の通りがある場所と人が歩かないような場所では、使用するシートの種類が変わってきます。シート防水のメリットは、下地を選ばずに施工できることです。

またデメリットとしては、障害物のある場所や凸凹が多い面など、複雑な場所での施工には向いていないことが挙げられます。

接着工法とは、専用の接着剤を使用して下地に防水シートを貼る方法のことです。接着工法のメリットとしては下記の通りです。

  • ほかの工法よりも費用が安く抑えられる
  • 強度が一定に保たれる

また接着工法は、下記で紹介する「機械式固定工法」のような専用の機器を持ち込む必要がないため、ベランダのような狭い場所に適しています。

 

機械式固定工法

機械式固定工法は、専用の金具を使用して防水シートを固定していく工法です。上記で紹介した接着工法と違って、下地に影響を受けにくく、既に漏水している箇所にも施工が可能なのが特徴です。

デメリットとしては、作業時の振動や騒音が発生してしまうことが挙げられます。

ほかにも下地にある程度強度が必要と言えるでしょう。人がよく通るような場所には向いておらず、主に屋上などでよく使われることが多い工法です。

 

アスファルト防水

アスファルト防水とは、アスファルト製であるルーフィングシートといった防水シートを下地に貼り重ねている工法です。防水工法の中で最も古い工法と言われています。

アスファルト防水のメリットは、防水性・耐水性が高いことです。デメリットとして、火を使用した場合、悪臭や煙が発生してしまうので、注意する必要があります。

そのため、周囲へ気を配りながら、工事をしていく必要があります。アスファルト防水が使用される場面は、ビルや新築マンションなどになります。

FRP防水

FRP防水とは、下地にFRP(繊維強化プラスチック)製のシートを敷き、液状のものを何度も塗っていく方法のことです。FRP防水のメリットとしては、

主に下記のようなものが挙げられます。

  • 工期が1〜2日とほかの種類の工事と比べて短い
  • 防水性・耐久性が高い

FRP防水のデメリットとして、ほかの種類の工事よりも費用が高くついてしまう場合があります。また、屋上での使用はできないので気をつけてください。

主に、バルコニー・木造のベランダで使用されている工法です。

 

防水工事の進め方

ここからは、防水工事の進め方を紹介します。

  • 建物の状況を把握する
  • 防水工事を予算に応じて発注する
  • 今後の修繕計画を立てる

建物の状況を把握する

防水工事をする際は、漏水の予防として行うのか、経年の劣化による対策として行うのかによって行う工事が違ってきます。

まずは、防水工事を行いたい建物がどういった状況なのかを把握しておく必要があります。

防水工事が難しい場所は基本的にはありません。漏水がある場合は、まずは原因の追求をしておく必要があります。経年劣化がある建物の場合は、

漏水を防ぐためにも保証の付いている工事を行う必要があります。

 

防水工事には定期的なメンテナンスが必要

上記でも紹介しましたが、防水工事を行う際は定期的なメンテナンスが重要です。

防水工事のメンテナンスの中でも、もっとも有名なのがトップコートの塗り直しです。トップコートの中でも、フッ素トップコート・シリコントップコートのどちらかを選択すると、約10年ほどは、メンテナンスをしなくても長持ちします。「10年に一度はメンテナンスを行う」と頭に入れておくといいでしょう。

 

【まとめ】適切な防水工事で建物の強度や外観を維持しよう

いかがでしたか?防水工事は主に上記で紹介した4種類あり、目的や工事をする場所によって、適切な防水工事を選択する必要があります。

上記で紹介したものは代表的なもので、もっと細かく分類された工法もあります。

また防水工事は修理が高額になる場合が多く、業者の提案をそのまま採用してしまわないようにしましょう。

上記で紹介した、防水工事についての基本的な知識を頭に入れておくことで、適切な工事ができます。

 

外装塗装中での音や臭いからペットを守る!!

外装塗装中での臭いや音からペットをまもるには?

外装工事をする中で、においや大きな音がペットにとって大きなストレスになる可能性もあります。

なのでなるべくペットに及ぼす影響を最小限に抑えるべく、しっかりと対策をすることが大事です。

 

外装塗装をする前に、できる対策💡

・ペットがいることを必ず伝える

契約前に必ず塗装業者にペットを飼っていると伝えましょう。そのうえでどんな対策をとってくれるのか聞きましょう!

ペットに配慮した対応をしてくれる業者を選ぶことで、飼い主さんもペットもストレスを最小限に抑えて塗装を依頼することができます。

 

外装の工事中にできる対策💡

・ペットだけを残しての長時間の外出を防ぐ

工事中、見慣れない人が家を出入りしたり足場の音に反応して、鳴いたり吠えたりしてしまう可能性があります。しかし、飼い主さんがいない場合、ずっと泣き続けるのはペットもストレス

ですし、近隣にも迷惑になることも、、、

なので、塗装工事中にペットのみを残して外出するのは控えましょう。

・なるべく家から連れ出す

工事をしている昼間だけ外に連れ出すのも有効な対策です。

 

室内でペットを飼っている場合の対策💡

・換気ができるよう養生してもらう

外装塗装工事をしている間、窓やサッシには塗料がつかないように養生するため、自由に窓の開け閉めができなくなります。外装塗装中、換気をしないのは人間はもちろんペット

にとってもいい環境とは言えません。事前に、窓を開けることを想定して養生をしてもらうことが大切です!!

 

エアコンが使用できるように養生してもらう💡

真夏での外装塗装は、窓も開けられずエアコンも付けれないとなると体調管理が苦手なペットは熱中症や脱水症状を起こしてしまう可能性があります。

なので、塗装業者にあらかじめエアコンを付けたい旨を伝え、使えるようにしましょう!!

 

外でペットを飼っている場合💡

塗装現場に、ペットが近づかないようにする。誤って塗料をなめてしまったり足場に上ってしまうなど危険がたくさんあります。なので、外装塗装期間中のみ家の中で飼うというのも

有効的な対策です。また、外は職人の出入りや足場や機材の音などストレスになる外的要因は様々です。

まとめ✨

いかがでしたでしょうか??

外装塗装工事中に生じる臭いや、音で、思わぬ影響を及ぼしてしまう可能性があります。

なるべく、影響を最小限にして抑えられるようしっかり対策することが大事です。

 

よくある近隣トラブル

よくある近隣トラブルについて今回は解説していこうと思います。

立地や、最高な家を建てられても近隣トラブルにあってしまと予想していた生活よりも、ストレスを追う生活に悩んでしまう事も。

最近では、マンションの購入代金返金の裁判が起こるほど、深刻化してしまうケースも見られます。

家を買った場合、近隣トラブルはどの程度の確率で起こるのか。起こった場合どうなるのか。起こってしまった場合に解決できるのか、

情報をまとめました。

 

マンションでは95%の人が近隣トラブルで悩んだ経験あり!

マンションに住んでいる方は、近隣トラブルに合う確率がさらに高いです。

マンショントラブルで多いのが、

・騒音トラブル

・駐輪場、駐車場トラブル

・隣人トラブル

・ゴミ出しトラブル

・外国人住民とのトラブル

近隣トラブルの種類は、騒音、近所付き合いが多い!

🔔騒音による近隣トラブル

騒音のトラブルとは、騒ぎ声、子供の泣き声、楽器の演奏、洗濯機の音など生活の中で出るトラブルです。

生活をしているとどうしても出てしまうもの。それを騒音と感じるかどうかは受け手次第なため、自分が気お付けていてもトラブルに発展してしまうケースがあるようです。騒音は引っ越し原因になることも多いです。

🔔人間関係による近隣トラブル

人間関係によるトラブル他派、地域に住む住民との関係性によって発生するトラブルです。特定の個人による嫌がらせや、迷惑なふるまい等によって

発生します。

🔔臭いによるトラブル

臭いによるトラブルとは、たばこやゴミなど生活によって発生する匂いです。一時的な異臭の場合は、騒音よりも客観的な証拠を取りづらく

解決が困難な近隣トラブルになりがちです。

・イヌのふんをマンションの近くに放置

・近所の人が落ち葉や生ごみを昼間に燃やしていて煙が洗濯物につく。

🔔自治会ルールによる近隣トラブル

一戸建てにお住いの方の多くは町内会等の自治会に所属しています。地域によって特殊なルールがあり、それによりトラブルが発生しています。

🔔駐車スペースによる近隣トラブル

決められているスペースからはみ出していたり、譲り合って使う部分を占領される等のトラブル。

・何時間も公共の場の道路に車を出している。

🔔近隣との境界線による近隣トラブル

土地の境界線が違う、訂正してくれとクレームを付けられ揉めるトラブルがあります。

🔔ゴミによる近隣トラブル

ゴミの放置や、ゴミ屋敷など、ゴミ捨てマナーが悪いことによって起こるトラブルがあります。

・前日の夜に出して、朝になりカラスが荒らしていゴミが散乱

・ゴミ屋敷があり、生ごみのような臭いが漂う。洗濯が干せない。

🔔庭木による近隣トラブル

家の敷地をまたいでいるのにも関わらず、対応してもらえない。

 

近隣トラブル相談してみましょう窓口は?

近隣トラブルを解決する場合、いきなり本人に直接クレームを伝える前に、相談窓口を頼りましょう。

 

騒音の発生源を特定したつもりでも、間違っている事があったり、コミュニケーションの取り方を間違え、

不要なトラブルになることがあるからです。近隣トラブル相談窓口一般的に下記のものがあります。

・自治会、マンション管理組合、不動産管理会社

まずは自分の住んでいる、場所に応じた地域コミュニティ、管理会社に相談し、張り紙、郵便物、回覧板を通じて

間接的に注意喚起をしてもらいましょう。

戸建ての場合は、地域の自治会や町会に相談しましょう。特に、ゴミ出しや駐車問題など自分以外にも困っている人がいれば、積極的に動いてもらいましょう。

分譲マンションの場合は管理組合に相談

こちらも同様、張り紙、投函物等でそれとなく注意喚起することができます。

近隣トラブルを避けるには??

引っ越し前の調査、引っ越し後の隣人とのコミュニケーションの2つで避けることができます。

建物や、近隣に関する情報を確認することで、トラブル予防となります。

相場より安い物件には注意!

隣人の属性を確認する。

隣人の属性により、生活時間が異なり、自分と生活りずもが大きく異なる方が住んでいる場合、生活音によるストレスが感じやすくなります。

と問えば、アパートやマンションでは夜に洗濯機を回したり家事をする人が多く、子育て世代が多いエリアやファミリー向けマンションでは、赤ちゃんの泣き声や子供の走り回る

物音が響きやすいことがあります。

 

まとめ

近隣トラブルには騒音・悪臭・ゴミ捨ての問題・駐車場や駐輪場の不適切な使用……等と様々な形があります。

万一の場合は、集合住宅なら建物の管理者、戸建周辺のトラブルなら町内会や自治会にまず相談してみましょう。

改めて基本的な対処方針をまとめると、次のようになります。

  • 感情的にならない(仕返しや、いきなりクレームを言いに行く等)
  • 状況に耐えかねる時は遠慮なく警察に相談する
  • 迅速・確実に解決したい場合は弁護士に相談

 

 

 

工事現場の台風対策

梅雨入りやこれから台風の時期も近づいています。

そんな時に建設現場の人たちはどんな対策で工事を進めているのでしょうか?

・高所足場の安全を確保しよう!

現場における台風対策で最も気をつけたいのは、足場の安全対策です。

足場がもし台風で倒壊すれば、近隣の住宅に大きな被害を与えます。

現場外も巻き込んだ大事故につながる危険性があるため、しっかり対策を講じてください。

特に、高所の足場は要注意。

地上ではたいした風でなくても、高所では強風になる場合があります。

具体的な対策としては、単管やクランプを差し込んで足場の壁つなぎを補強しましょう。

また、養生シートの各所を縛り直したり、外したりするのも有効です。

平時では足場を守ってくれる養生シートですが、暴風時は逆に足場にかかる負荷を大きくしてしまう可能性があるためです。

 

・資材の飛散を防止しよう!

建築資材が台風時に吹き飛ばされたり、雨の影響で流れ出したりしないための対策も重要です。

飛散しやすいのは、カラーコーンや安全看板、表示パネルなどです。

特にパネル状の資材は飛ばされやすく、爪がついた板などは風に飛ばされれば凶器と化す危険性もあります。

台風が接近してきたら現場内をくまなく確認し、ネットやメッシュシート、ロープなどで資材をしっかり固定しておきましょう。

撤去して事務所や倉庫にしまっておくのもおすすめです。

とにかく「作業したまま資材がほったらかし」状態は避けるようにしてください。

 

・仮囲いの強化も必要!

台風が近づくと、工事現場の仮囲いも崩壊の危険性が高まります。倒れた場合、現場外部への影響が懸念されるため、対策が重要です。

特に、控え部分に注意が必要ですので、弱い部分は手で揺すて確認し、単管を追加して補強しましょう。

 

・重機が倒れれば被害は甚大!

現場の重機対策も台風対策ではとても重要です。

重機は読んで字のごとく非常に重いため、万が一倒れれば甚大な被害をもたらします。

特にクレーンやバックホウなど、高さのある重機には十分に気をつけましょう。

暴風により想像以上に簡単に倒れてしまうことがあるため、対策としては、重機のサイドブレーキを引いておくだけではNG。

ロープと杭などでしっかり固定しておきましょう。

さらに、雨水で現場が土砂崩れを起こした際に影響を受ける場所に重機を停車していないかも注意してください。

重機自体は倒れなくても、土砂に埋まれば故障して使えなくなってしまう恐れがあります。

1台数千万円~数億円もする重機ですから、くれぐれも大切に扱いましょう。

強風の日の建築作業:中止の基準とは?

強風の日における風速基準

建築現場での作業中、強風に注意する必要があります。では、強風の日における作業の安全性はどの程度の風速に左右されるのでしょうか?風速基準について見ていきましょう。

強風の日における風速基準は、一般的には風速15メートル毎秒以上とされています。

しかし、建築現場の高所作業や重機の使用など、作業内容や環境によって基準は異なる場合もあります。

建設業界では、安全性を確保するために風速計を使用して現場の風速を測定することが一般的です。

強風の日には建築現場での作業が非常に危険となるため、風速の測定とその基準に従うことが重要です。

現場責任者や作業員は、風速計を活用して風速を正確に測定し、作業の安全性を判断する必要があります。

また、天候予報や気象情報をチェックすることも重要です。

建築現場での強風の日の作業は、安全が最優先ですので、風速基準を守り、適切な判断を行うことが求められます。。

 

大雨警報が出た時の建築現場:対処法と注意点

大雨警報が出た場合は、作業員の安全を最優先に考えるべきです。

建築現場では、天候によって作業場所が滑りやすくなったり、土壌が緩んだりする可能性があります。

このような状況では、足場や作業場所の安定確保が重要です。しっかりと防水加工を施し、安全な足場を確保することが必要です浸水被害に備える必要もあります。

建築現場では、工事中の建物内部が浸水することで、設備や機材の故障や劣化、さらには作業員の安全にも影響を及ぼします。

したがって、必要な場所にはポンプや排水装置を設置し、浸水対策を徹底することが重要です。

さらに、建築現場では大雨による土砂崩れや地盤沈下などのリスクもあります。

特に斜面や土砂の移動が予想される場所では、十分な警戒が必要です。定期的な点検や監視、適切な安全バリケードの設置など、地盤の変動や崩壊を早期に察知し、対策を講じることが重要です。

 

まとめ:悪天候に負けない安全な建築現場を作ろう

強風・大雨警報発令時の建築現場での対策の重要性

強風や大雨警報が発令された場合、建築現場での対策は非常に重要です。これらの悪天候条件下では、作業員の安全が脅かされるだけでなく、建物や設備への被害も発生する可能性があります。

まず、強風や大雨によって建築現場では足場や作業場所が不安定になるため、作業員の安全に直接的な影響が出ます。

突風や豪雨による事故や怪我を防ぐために、作業を中止するなど適切な行動をとることが必要です。

また、建築物自体にも悪天候は様々な被害をもたらす可能性があります。

 

強風によって屋根や外壁が損傷する、大雨によって浸水や雨漏りが発生するなどのリスクがあります。適切なルーフィングや防水対策が行われていない場合、建物は弱体化し、その後の耐久性や安全性に問題を抱えることになります。

強風や大雨警報発令時には、事前の対策や準備が重要です。

安全な避難場所や適切な保護装備の準備、建物や設備の点検などを行い、リスクを最小限に抑えるための対策を事前に講じておく必要があります。

強風や大雨警報が発令された場合、建築現場では即座に対策を取ることが求められます。

作業員の安全を最優先に考え、建物や設備を適切に保護するための対策を実施しましょう。適切な対策を講じることで、作業員の安全と建築物の耐久性を確保することができます。

 

朝礼の大切さ

工事現場や建築現場に朝礼は欠かせません。

工事現場のほとんどすべてで毎朝朝礼が行われています。数人規模の現場でも、作業員の数が100にん超える現場でも基本的には、その日に工事にかかわる全員が参加するものです。

しかし、1つの工事現場には、複数の工事業者が関わっていることが多く、朝礼の進め方や作法を間違えると、大勢に迷惑が掛かってしまいます。

そこで今回は工事現場における朝礼の目的や進め方、注意点について徹底解説します。

工事現場における朝礼とは??

作業員全員で行う集会を朝礼といいます。朝礼では、現場監督の挨拶やラジオ体操、注意事項の共有などその日の工事を安全かつ効率的に進めるための情報共有が主な目的です。

工事現場で朝礼をする目的

・作業員の点呼

・作業員の体調管理

工事現場での作業は危険と隣合わせです。

作業員の安全を確保するための居、安全器具や注意か㎜機などの工夫が実施されていますが、最も注意すべきなのが作業員の体調管理です。

朝礼時に作業員同士が顔を合わせることによって仲間の異変を察知できる環境を整えます

その日の作業内容の伝達

その日の作業内容を事前に共有することで、作業員が迷いなく作業に取り組むことができます。

安全性と効率性を向上させることに繋がります。

・工事スケジュールを説明

・搬入スケジュールの共有

・クレームの共有など、、

注意事項の伝達

毎日同じことを繰り返すマンネリ化し、注意力が低下します。

工事の作業は同じことの繰り返しではありませんが、同じ現場で仕事していると、危険個所でも事故が起きていないから大丈夫と油断してしまう事があります。

そこで開日朝礼を行い、同じ注意事項を同じ熱量で作業員に伝えることで毎日新鮮あ気持ちで危険個所に注意して作業に取り組めるようになります。

安全意識の向上

安全な作業環境を整えるには作業員の安全意識を常に向上させておく必要があります。朝礼看板に安全注意喚起のポスターを提示したり、労務災害ゼロを目指すと宣言したりと

各工事現場で様々な工夫が行われています。

他にも、安全器具の点検です。その工事現場で定められている、安全器具の点検を行います。

・ヘルメット

・眼鏡

・フルハーネス

・安全靴など。。

1つでもかけると安全に作業ができなかったり、元請業者に報告義務が発生したりすることもあります。必ず朝礼時にチェックして忘れているものがあれば、作業しましょう。

 

最後に

もちろん、一堂に会して行う朝礼にしかできないこともありますし、朝礼の自動化をした場合は、必ず動画を見た上でで、各自は作業内容を理解し、安全に配慮した行動を取る必要はあります。

しかし、朝礼も時代の進化に伴い、本質的な部分をしっかりと保ちつつ、より効率的に、より少ない労力で情報を共有できる手段に変化させていくことは大切だと考えます。

ぜひ朝礼の在り方について今一度考えてみてはどうでしょうか。

地震対策まとめ!

知っておきたい、耐震基準や防犯グッズのそろえ方💡

毎日どこかしら揺れている地震大国日本。今回は、用意しておきたい棒はグッズなど、地震、災害にまつわる内容のものを

ピックアップしました。いざという時のために、改めて住まいの作りや日頃の備えを振り返ってみませんか?

 

今すぐできる家具の転倒防止✨

近年発生した地震で、怪我をした原因の約3割から5割は、家具類の転倒・落下・移動によるもの。そこで、家具類の転倒防止が肝心になって

くうるのですが、壁や家具に傷をつけるのが嫌だったり、家具の取り付けが面倒だったりと、いつ来るかわからない地震だからこそ腰が重く

なってしまうという方も多いでしょう。

しかしホームセンターに行くと、壁に傷を付けなくても転倒防止器具が多数販売されていました。もっと簡単な対策といたしましては、家具の下に振動を吸収するゲル状のマットを敷くという方法もあります。固定が難しいテレビやパソコン、花瓶などにも応用が利きそうです。

おススメ商品としては、ラップとべビーパウダー!!・ラップは紙皿の上で食事をすると洗う手間が省ける。

・けがをした場合の傷口の圧迫や、防水、紐状にして物を縛る等、様々な用途に使え、被災地の方から送ってほしいと声が多くあったみたいです。

また衛生シートで全身を拭いた後にベビーパウダーを体や髪に使うとサラサラ感が持続するので不快感が軽減します。

壁と家具を傷つけない転倒防止対策は「組み合わせ使用」が効果的!

食器棚には開き戸をロックするためのストッパー

地震の際に食器棚の扉が開いてお皿が飛び散る事態は防げそうです。

 

停電を経験して実感! 準備・所持しておいてよかったもの!

停電経験がある人のうち、「備えてよかったもの」は、
1位   「懐中電灯・ランタン」 58.0%
2位 「乾電池・充電池」 41.4%
 3位 「レトルト食品・インスタント食品」 39.7%という結果に。

懐中電灯が一つあるだけで安心感が違った。

電池も余分にあったのでよかった。
地震を経験した時に一番に不足になったのが電池。
子供は空腹が我慢できないのでインスタント食品などはとても助かった。

停電時は電子決済が使えない! 現金を手元に置いておこう💡

他にも「現金」や「水」「ラジオ」「モバイルバッテリー」が役立ったという回答も。

「停電すると、クレジットカードやスマホ決裁は当然のようにできないので、現金でのやり取りしかできなくる。
「飲用水を定期的に購入していたので、災害時にその水があり助かった。

なくて困った! 準備・所持しておけばよかったと後悔したもの

停電経験がある人のうち、「備えておらず困ったもの」については

 1位 「モバイルバッテリー」 19.7%
2位 「発電グッズ」 17.0%
3位 「生活用水」 12.8%という結果に。

バッテリーや電池の残量は、定期的な見直しを

さらに、備えていても困った、まさかの落とし穴として、

思ったよりランタンや懐中電灯のあかりが弱く試してみないとわからなかったり
モバイルバッテリーや充電池は、使っていなくても自然と消耗してしまうため定期的に確かめてしっかり充電させておく重要性があります。

備えて終わりではなく、実際に使ってみて確認するなど、定期的な見直しをしておくことがいかに大切かということが伺えます。

モバイルバッテリーは電池式がおすすめ

モバイルバッテリーは、充電式やソーラータイプなど様々な種類がありますが、停電時に役立つのが電池式のモバイルバッテリー。

充電式モバイルバッテリーは蓄電してある分を使ってしまうと、次に充電するまで使うことができず、停電時においては充電するのも困難です。

電池式であれば、充電池や乾電池を取り替えれば何度でも使用できるのがポイントです。

停電時、準備していても足りなかったものは?

停電時のあかり確保も、スマホ活用も、十分な電源があってこそのこと。電源の確保に役立つのが、乾電池です。

防災用のストック量の目安は「1人当たり、 3日間で単3形17本以上」。しかし、電池を備えていると答えた人の予備電池の数について「単3形は1~10本」程度と目安を下回りました。

また、どのサイズを何本ストックしておけばよいかわからないと答えた人は56.2%と半数以上という結果に。

乾電池の正しい保存方法をチェック

せっかくストックをしていても、正しく保存できていないと「液もれ」や「実は使用期限が切れていた!」なんてことも。

正しい保存の方法として、3つのポイントを知っておきましょう。

  • 保管場所は直射日光、高温多湿を避ける。
  • 使用推奨期限を確認して、期限内に使用を開始する。
  • 機器から取り出して、別々に保存する。

よくあるのが、非常用持ち出し袋に入れっぱなしにしてしまうこと。
日常的に使って、ストックを回すローリングストックがおすすめです。少なくても1年に1回はストック状況を見直しましょう。

まとめ

災害を身近なものだと感じ、日常的に防災を意識することが、未来に「もしも」が起きたときに、

うろたえることなく過ごせることにつながるのだと考えます。今一度ご自身の備えをひとつでも見直すきっかけになれば幸いです。